人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

MENU

2011-01-01から1年間の記事一覧

佐藤ノート№17 〜1コマだけの脱獄犯〜

二浪目の夏休みに僕はよく逃げた。 やりきれない気持ちを ぶつけることができず 本屋まで歩いていって 1コマ分くらいの時間を 立ち読みに費やして また自習室にトボトボと帰ってゆく。 本屋から街に出ると はぁ、といつもため息ばかり出た。 周りに歩いてい…

佐藤ノート№16 〜受験生の「あき」は夏にくる〜

勉強を続けていくうえで 意外と厄介な問題がある。 「飽き」だ。一生懸命やらないと。 もっとやらないと。分かってはいるのに 気怠さに襲われて 手が一向に動かない。僕も受験時代に 「飽き」と格闘してきた一人だ。 二浪目の夏、やはりそれはやってきた。 …

佐藤ノート№15 〜完璧の岸壁〜

「なぜ大学に落ちたんだろう?」 そんな風に聞かれたら 必ず言うことがあるだろう。「完璧主義者だったからすかね」完璧主義者であることを 受験までは意識しなかった。 それほど困らなかったからだ。 しかし、受験のように、少なくとも 数字という結果を求…

佐藤ノート№14 〜第一志望は不満足〜

「京都大学に行きたいです」 高一の二者面談でのその発言が 初めての進路希望だった。 ただ有名な大学を言ってみただけだ。 成績を維持できなかったこともあり、 そんなことは忘れ去ってしまったが。メディア関係の仕事がしたいなあと思って、大学を探してい…

たった一通のメッセージ

「佐藤さんの言葉、とても感動しました。応援しています」 たった一通のメッセージでした。ある日、ブログのメッセージボックスに届いたメッセージ。 たった一通のメッセージ。そんなメッセージが 確実に僕の心を揺さぶって 確実にエネルギーになりました。…

佐藤ノート№13 〜いざ修学旅行生から大学生へ〜

修学旅行に行くと学生は 急に生活リズムや食生活が崩れる。 深夜にお菓子を食べたり、 テレビを見続けたりする。僕の大学受験人生の夏休みを 振り返ってみるに現役時 家でずっと世界史の年表を作成。一浪時 夏期講習はしっかり受けていた。 授業開始時間に一…

佐藤ノート№12 〜バスは最善の通学方法〜

浪人時代、 僕はバスに乗って予備校に通学していた。 平日だと 一番早い便で6時40分、 最終便が19時40分 土日だと 一番早い便で7時40分 最終が17時40分だった。 一時間に一本程しか走っておらず、 片道1時間〜1時間20分かかる。 (雪のせいで4時間かかったこ…

佐藤ノート№11 〜苦しむ権利〜

あっという間に一学期も残りわずかになり、 夏期講習の準備が 周りであわただしく始まる。 振り返ってみると、 というか振り返る余裕もない。 今こうしている間にも 今日も復習を残してしまったこと、 成績が思うように伸びていないことに 嘆く。何か合格に…

どうでもいい

自分が行き詰まった時に必ず向かうお店があります。特にそこの店員さんの接客が素晴らしいとか飲み物が美味しいとかそんなことではありません。 よく分からないけれど、そこに行ってパソコンもスケジュール帳も持たずにただひたすら窓から見える景色を見続け…

佐藤ノート№10 〜 人生のバッター 〜

中学の定期テスト前になると、 小学校のときは なんて自由に遊べていたんだ。 と思った。 高校の定期テスト前になると、 中学校の定期テストは楽だったよなぁ。 と憂鬱になった。年齢を重ねるにつれ、 昔悩んでいたことが ひどく呆気ないもののように 感じる…

佐藤ノート№9 〜模試は良い子の敵?〜

模試でいい点数を取ることに 越したことはない。やっぱり、 模試の結果が帰ってきても 判定・点数・偏差値 はっきり数字や文字で出てくる結果を 真っ先に見てしまう。 ずっと、テストと聞くと 過敏に反応した。予備校や高校の担任 親 友人色んな人の期待を勝…

佐藤ノート№8 〜経過と結果の美学〜

多くの人は他人を結果で判断する。オリンピックを見ていても、 ワールドカップを見ていても、 選手がメダルを取れなかったり いい順位を取れなかったりすると、 僕らはやはり不機嫌になる。 それまで頑張ってきた姿は 無視されるに近い扱いを受ける。僕は二…

佐藤ノート№7 〜友達は「孤独」〜

二浪目の昼休みに 毎日ずっと見続けた風景がある。 二階の開けた空間から見える、 一階の掲示板だ。 それを見ながら、 毎日いつも一人で おにぎり2個と 小さいタッパーに入れたおかずを 食べた。 予備校に知り合いはいた。 たまに話をしたり、 一緒に昼食を…

久しぶりに、あれやっちゃいますよ。

みなさん、ひさしぶりに あれ、やっちゃいますよ。 そうです。 ブログの更新です!!!!! 痛い、痛い!!物をこちらに投げないでください!ちょっと! スチール缶は投げないで! せめて柔らかめのアルミ缶にして! …とまあ…。 ええ、皆さんお世話様です。…

佐藤ノート№6 〜いち人間のいち受験生〜

自分が受験生であるだけなら、勉強だけすれば受かる。はずだ。しかし、 受験生であると同時に 一人の人間だ。 だから受験生には色々な問題が起きる。 家族の、友人の、恋人の、 身体上の、精神上の、 それ以外の、 問題。予備校生は ある意味隔離されている…

seventeenとviviとananの中ですごいのは

良い買い手は、良い売り手 現場をよく見ることは大事だと思います。頭の中で考えたことって 実は実験室の実験結果でしかないんですよ どういうことか。 つまり 現場は複雑な要因が関わっていて、都合の良い条件だけ(頭の中で考えた条件)ではないということ…

佐藤ノート№5〜「信心」と「信頼」〜

予備校には たくさんの刺激的な人がいる。 講師をはじめとした彼らは、 向こう何十年に一人会うか会わないかの、 変わった人生を歩んできたり、 変わった考えを持っていたりする人たちだ。 20歳を過ぎた人でも、 そんな人たちは刺激が強いのに、 ましてや高…

佐藤ノート№4 『凡人』

二度の失敗をするまで、 自分は何かすごいものになってやるのだ、 そしてその時はきっと来るのだと 思い続けていた。自分が向かわずとも、 未来が勝手にやって来る。 それが天才だと 思い続けた。しかし二年も受験を失敗し 自分は少なくとも その種の人間で…

佐藤ノート№3 『繰り返す5月病』

浪人生にも 5月病はやってくる。 というか 僕の場合は 7月〜9月病も12月病も2月病もあった。色んな理由だ。 周りについてのこと。 自分自身についてのこと。 そういう雑音が入ると、 決まっていつも聴く曲があった。 現役と一浪の冬に聴いていた曲だ。心理学…

チュウイシテクダサイ

佐藤ノートは原版で言うと№3からの公開です。 なんでかって言うと、完全な僕の理由で №1と2はきちんとした体裁をなしていなかったからです。 だから№3から公開。 №1.2を探さないでね。 あれみたいなもんだ。 未来予想図?みたいなもんだ。

新しい挑戦宣言!

これからしばらくの間、このブログで『佐藤ノート』を公開していきたいと思います。 あ? 佐藤ノート? 何だそれは? 何だその時代遅れのネーミングセンスは? そういえばスキマスイッチの曲に『ボクノート』ってあったよな? そうか、君はアフロになったの…

僕は忙しくない

この記事、一回完成してたんですけどあほPCがストライキという名のシャットダウンを急きょしましてデータが良く分からないところにご逝去なされました。 ので、端的に申し上げて、この記事は作り直したものです。 そして、作り直している今も再びシャットダ…

たかが肩書、されど肩書

前回の記事に書いていることと関連したことなんですけども みんながそれぞれに責任感を持つことが大事だという話をFunny Padの創設者である蜂谷祐樹君としているときに彼が言った一言がすごく気に入っています。 「うちは全員が代表という肩書を持っています…

最強のチームの条件・最弱なチームの条件

チームでやっていて、とても難しいことがあります。 責任感 これです。 一番なりがちなことは、代表やリーダーや先輩や上司や管理や・・・といった上下でいうところの「上」と考えられている人たちの責任感や危機感が一人走りして、メンバーであるはずの他の…

三段跳びで大事なこと

お久しぶりですね。最近はゆっくりブログを書く暇もなく、毎日誰かと会っていろんなことを話していました。 しかし、僕の話ですが、ゆっくり何かを書けないということは結構危なかったりするわけですよ。すごいスピードで毎日進んでいくのは充実していていい…

気になっている人は・・・

僕は任意団体「めっせーじ」の代表として活動していますけど。 僕の行っている活動に興味のあるかた。 こいつは何をやってんだよと思っている方。 なんでそんなことやりだしたんだよと思っている方。 次のリンクから、そんなことを知ることができます。 http…

本音

前回の記事を読んでいただいて、色んな形で応答があります。 僕は、せっかく立ち上がろうとやる気を持った人たちが 「ホントはあんなボランティアいらなかったよ」 と後ろ指をさされることのないようにしたいと思っています。 読んでいるほうはいらっとくる…

「ボランティア」でがっかりする人

震災復興のために「ボランティア」組織に加わっている人たちと話すときに、よくがっかりする発言があります。 「そんなに言うんだったら、まずは自分でボランティアしてみたら?」 そう言われるたびに、この人もか、とがっかりします。 僕は、ボランティアの…

決意

やっと色んなことを動かすことができたので、そろそろ書いていいかなと思うことがあります。 本当に個人的なことだから、見ていてそんなに関心が高まるような記事でもないし、この記事で下手にアクセス数稼ごうなんて考えてないので。 僕はずっとくすぶって…

チャリティパーティー

8月22日は、リフードア仙台 と復興TV が共同で開催した、チャリティパーティーでした。 被災地の復興に向けてボランティア活動を行っている学生たちや、今から何かボランティアをしようとしている学生たちが交流する場でした。 以前のイベント で知り合…