人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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佐藤ノート№6 〜いち人間のいち受験生〜

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自分が受験生であるだけなら、

勉強だけすれば受かる。

はずだ。

しかし、
受験生であると同時に
一人の人間だ。
だから受験生には色々な問題が起きる。
家族の、友人の、恋人の、
身体上の、精神上の、
それ以外の、
問題。

予備校生は
ある意味隔離されている。
毎日決まった道を通り、
決められた授業を受け、
人よりテキストと向き合うのがほとんど。
でも、だからって
予備校生の毎日は色褪せているだろうか。

ナチスから隠れていた、
「アンネの日記」の
アンネフランクだって
ずっと家にこもりながらも
色んな事を悩んだ。
隔離された空間だからって、
同じように色褪せた毎日を
過ごしたわけじゃない。

基礎は単純な繰り返しを強いられる。
最も辛い段階だ。
そして最も大事な段階だ。

単純な繰り返しだから、
忍耐力が問われる。
学力じゃない。
人間力の問題なのだ。

僕は二浪目に
弱い自分を変えようと思った。
朝は早く起きよう。
模試の申し込みはすぐ済ませよう。
出願は余裕をもってしよう。
全部が全部、
まっとうな人間になったわけじゃない。
だけど、
なにか変えないと、いい加減駄目だ。
と思ったから、
半ば藁をも掴む気持ちで
生活面をも変えようと決意した。


受験生のくせに

「人間らしいこと」ばっかりでたくさん悩んだ。
だけどそれが、
僕のチャンスだった。