人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

MENU

僕は忙しくない

follow us in feedly

この記事、一回完成してたんですけど

あほPCがストライキという名のシャットダウンを急きょしまして

データが良く分からないところにご逝去なされました。


ので、端的に申し上げて、この記事は

作り直したものです。


そして、作り直している今も再びシャットダウンするという危機にひやひやしながら


だだだだだとキーを打ち続けています。



さてさて、今日は「忙しい」という話です。


先日、知人と話している時に出た


「忙しいという言葉は使わないようにしている」


という言葉がすごく印象的でした。


「『忙しい』という言葉を使ってしまったら全てがそこでストップしてしまうから」


そうだなあと僕も思いました。


忙しいと言ってしまえば、それ以上何も新しいことはできなくなってしまいます。


チームで動いている時に

仕事を任せようとすると


「自分忙しいので」


と仕事がたらいまわしになるなんてケースを経験したことがある人もかなり多いのではないでしょうか?


それはやる気の問題だけではないような気もします。

本人としては時間があればやれると考えていることが多いのですから。


とは言っても、みんながみんな「忙しい」と言ったら、それ以上何もできなくなってしまいます。


どうすればいいのか。

今自分は何をしていて
まだ何をしなくてはならなくて
これから何をしたいのか


これをよく考えるべきだと思います。


そうして、今自分は何ができるのかを考えることができるのだと思います。



「忙しい」とはいうものの、これをよく考えられていない人って多い。


かく言う僕も、こんなこと言いながらあまり上手く出来てはいませんが

日頃からこれをやろうと意識はしています。


例えば、活動とは別件で遠方に行く用事ができて

チームメンバーと一緒に行動することができなくても

メールくらいは回す仕事ができると考えられるでしょう。

メールの文面を考えることもできるでしょう。


僕の所属する「めっせーじ」のメンバーには


「今、自分にできることを考えるようにしよう。


それぞれ忙しいのは十分承知しているから。


それぞれの全力で構わないと思う」


と伝えています。


「最強のチームの条件・最弱なチームの条件」で書いた船の話を使って話すならば


自分が乗っている船が

難破することなく、しっかりと目的地に着くには

それぞれ自分にできる範囲で精いっぱい動くでしょう。

さらには船のどこかに穴でも開いたならば

余計必死に動くでしょう。


今にも船が沈みそうなのに

「おれはコックだから明日の朝食の仕込みしなきゃなんないんだよね」

なんてコックが言ったら

「お前は朝食用の食パンと一緒に沈んでしまえばいい」

なんて発言も飛び交いかねません。

別に大して手伝えなくてもいいから

コックで、船のこと分からなくてもいいから

沈みゆくかもしれない船の上では何かできるはずでしょう。

船の上の一員として

今何が最善かと考えれば、微力ながらも力になれることは探すはずです。



大事なことは


できるかできないか


を考え、決定するよりも


何ができるのか


を考え、決定することです。



いつでも、ポジティブな選択肢をいつでも探していきたいものです。