締め切りを守れないのは、あなたのせいではない
チーム作りにはコミュニケーションも必要ですが
自分たちのやること(タスク・To do)を管理する技術も必要です。
その能力は
管理技術
(マネジメント)
なんて言われたり
しかし、管理職(マネージャー)がいるのに
ミーティング後にメンバーが全然動かなかったり
約束したのにそれを破ったり
結局ぎりぎりにやって質を落とす
あるいは失敗する
そんなことはチームの大きな悩みです。
締め切りを守れないのは誰のせいでしょうか?
締め切りを守れない人だけのせいでしょうか?
違います。
決めたことを上手くできないのは
まずは本人ではなく
チームにタスク管理能力が無いからです。
しかし、大体の上司は
正しい目標を伝えれば
それに向かってみんながひたむきに動くと思っています。
なので、できない人を見ると頭ごなしに
「約束したよな?なんでできないんだ!?(ーー゛)」
とか怒ったりします。
ただ、思い返して見て欲しいんです。
自分が今まで何度正しいと思う行動を失敗してきましたか?
禁煙しよう
ジム通いしよう
早起きしよう
ダイエットしよう
各種申し込みをすぐやろう
…
こういうことにチャレンジしようとして
できてない人もたくさんいるでしょう。
なのに相手にはそれを求め
挙句の果てにはできないと怒る
僕も正しいことは正しいと言う人間でした。
怒ってばっかでした。
自分は遅刻するくせに
仲間が遅刻すると怒るなんてことも。
今考えると卑劣なやつでした。
大事なのはできないと叱るということではなく
決めたことを上手くいくように付き添い
最終的に成果にしてあげることで
自分の意思でそれを行うことに喜びや責任感を感じさせることです。
わかっちゃいる。
けども、できない。
そういうことのほうが絶対に多いはずです。
罰を与えてやらせることは簡単です。
しかし、そうするとどうなるか。
おそらく、言われたことだけしかやらない人間が生まれてしまいます。
前向きが長くなってしまいましたが(笑)
そんなことを考える人にオススメの一冊
筆者は忙しいながらも
毎日のメルマガの更新やら
自社の業務やら
何やらかんやら
ちゃんとやれている人です。
そのような管理技術がふんだんに書かれています。
タスクを赤ちゃんでもできるような「ベイビーステップ」にまで落とし込んでから実行するやり方や「タスクブレーキング」の技術など、使えるものも多いと思います。
筆者は個人でやりきる技術を書いていますが
チームでも使える技術がふんだんに書いています。
メンバーがなかなか行動に踏み切れていなかったら
こういう風に考えてみない?
と提案して見ると良いのではないでしょうか?
もちろん、自分で効果があるか試すのも必要ですよ?
ぜひご一読を。