エッセイ
昔はぼくが母に質問していたのだけど、今は、母が、ぼくに質問する。「なんでここDoesなの?Doじゃないの?」
本記事はゲストライター つぐちゃんによるものです。原題は「8月14日」 雀 / sabamiso
電車が止まって、あたりはイライラした空気が流れ出す。
タバコを吸う女性と、壁を一枚作ってしまう。 苦手なわけじゃない。壁一枚、だ。 久しぶりにタバコを吸った。 相変わらず味だとかどうだとかいうことは、知らない。
「音感落ちた。小さい頃は雨の音もはっきり当てていたって、ママが。」妹がぼやく。 絶対音感。 ※この記事はゲストハルパカからのゲスト記事です。
ぼくが知らない時間が, ぼくの家族にはありました。
空泥棒! とは誰も言わないし、言えない。 空盗撮! とも言わないし、言えない。
隣の席に愛情が座っている。 ふと電車で横を見たら。
「遠くを見なさい。目の前ばかり見てちゃダメだよ」 かつて大嫌いな自動車学校で そんなことばかり言われていまして。
美しいと思う気持ちって 悲しい気持ちに近いと思うのです。 ぼくの地元には海がありません。 内陸のまち。 けれど先日歩いていて見つけたのです。 あったじゃないかと。 金色の海。 稲穂の海。 内陸のオーシャンビュー。
変なプライドがあって。 コンビニでおでんなんて絶対に食わぬと。 ぼくにとっておでんなんてのは 悪しきものだったわけです。
仙台はひとは多いけど、なんだか冷たい。 そう思っていた けど、そうでもなかったみたいっす。
酒 / Richard, enjoy my life! 「徹底的にやればいいのに」 と言われた。 「どうして徹底的にやらないんだ」 と言われた。 「お前に足りないのは徹底的にやらないことなのに」 と言われた。
どちらかと言えば億劫。
交差点を見下ろすのが好きなのです。 そこかしこに自分が見えるから。 交差点を見下ろしに行くためだけにわざわざカフェに行くこともあって。 ビルの高いところからまち全体を見下ろすのも好き。 AERの展望台から見下ろすまちなみをよく見に行く。
男性で「彼女のことが忘れられない」ということを話している人がいる。 同時に 「けど、あっちもまだ好きかな」とか言っている。 言いますけど。言いたいんですけど。ないです(エコー)あぁっ!アンパンマンの頭だ!!! / emrank
「尊敬」と「好き」を勘違いして 「こんなはずじゃなかった」と言う女性がすごく多いんです。Doctor, Doctor... / laszlo-photo
改札口が止まるのを見るとほんとに辛い。
「お姉さんは190円ですか?」 と聞きたくなる。「こんにちはー」と声が聞こえても お店に入るとお姉さんの顔も見ずに まっすぐレジカウンター向かった。
氷水をかぶる人が多くなっている。 その盛り上がりが昨日よりも今日、今日よりも明日というように めまぐるしい量で膨張して行っています。【話題沸騰中!】アイスバケツチャレンジに挑む著名人まとめ【果敢】 - NAVER まとめ ぼくはなんだか膨張して行く盛…
笑っちゃうようで笑っちゃいけない話なんですが かつて「柔軟剤が、忘れられなかったんだよね」という理由で 別れた女性がいました。 今日柔軟剤を見ていて思い出しました。
彼女に恋をしてしまった。 その本は、決して「面白すぎてどんどん読んでしまう本」ではありませんでした。 けど、「いつもそばに置いて、お話ししませんか?という感覚で読む本」でした。
「それでね、マレフィセントがね…翼をね…でね…ってなっちゃうの」 小さな女の子が一生懸命お母さんに話しかけていた。 映画『マレフィセント』の話をしている。「で、オチは?」などとはお母さんは聞きません。 「うん、うん」と聞き続ける。 そこに嘘くささ…
大学に行くと自転車が、並びまくっていた。「マジかよ、なんだよこれ」 男子くんがかったるそうに言った。 自転車置き場を見回っても置き場所がないのです。 「置けねえじゃん」
よく知らない女性に300円を差し出しました。
「ついたら、電話するからね」 と言った。電車が動いて、思わず女性が涙と鼻をすする音がした。
「凛々しい」という言葉がこれ以上似合う人っているだろうか。 この年になると、TVは甲子園一色になる。「高校三年の夏休みです」 とかTVから流れてくると、しばらくその音は宙に浮いた後で もう一度自分の耳に戻って来て 「あ、そうか自分よりも年下だよな…
そのお墓に眠る人を、ぼくは存じ上げない。 きっと、ぼくの親や、親戚のおじさんおばさんも知らない人でしょう。 お盆に墓参りをしてきました。きっとここに眠る人がこの場所に初めて眠りに来たときは 多くの人が涙を流すなどして哀しみに溢れていたんだろう…
恋愛の相談を受けていて 危ない女子がおります。という話を今回もひとつ。 と、言うか。その前に。