おかげさまで佐藤大地もブログを半年以上毎日書き続けることができました。
大学院生として大学に行きながら、卒論を書きながら、といういわゆる「二足のわらじ」状態です。
しかし、ぼくもブログを書き始めて何回かトライして、やっと今の毎日続けるペースをつかんでいます。
今日はそんなぼくが学生しながらブログを半年続けてきるために必要なだと気づいたことを書きたいと思います。
iPhone Dominos / designmark
ウジウジしない
書いていると「これ、まだ内容ねった方がいいのかなどうかな」という言葉でいつまでもアップしないのですが、基本的に自分が「今はこれが『自分なりに』調べ尽くした限界だ」と思ったら一旦アップして反応を見るくらいの気持ちで良いと思います。
足りないところがあれば、周りがコメントしてくれますし、それで気づいたらまた調べて加筆修正したり、新しく記事を書けば良いのだと気付きました。
大学内の何でもネタになる
大学生としてブログをやってると
大学の外で起きたことを記事にしないとなんか面白くないのかなぁと思っていました。
けどそうじゃなかったんです。
むしろ大学の中こそ良いネタの宝庫です。
なぜって、他の人があまり来る機会がなくて調べられないから。
だから、大学内の綺麗な風景を撮り続けるとか、生協で売ってる面白いものとか、面白い学食メニューとか、
講義を受けていて自分で気づいた点とか(ただし講義内容やゼミでの他人の発言は許可取ってください)
ぼくのブログはちょっと特殊ですが、知り合いと話していて気づいたこととか(恋愛ネタ、人間関係のネタ)
そういうの、すっごく面白いんです。
誰でも手に入れられる情報は、つまらない。
しかも、自分が大学生活をしている中で見つけたことをネタとしないと
別にネタを探す時間が増えて、1日がいくらあっても足りないことになります。
ですから、大学での生活をしながら一石二鳥でネタを集めていくという意識で過ごすことこそ、大学生でありながらブログを更新し続けるコツなのだと気付きました。
そして大学でネタを探すという意識は、大学生活を無駄にしないという効果ももたらしてくれました。
ぼくの場合、大学内での情報を基にした記事はこれでした。
図書館は単なるハコではない!スゴすぎ東北大図書館リニューアル 今後はカフェ!? - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
留学する若者を増やすには、「坤輿万国全図」が必要なのかもしれない - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
あとは、ぼくの人間関係の記事の考え方のベースは、大学で習った社会学や政治学です。
この記事のサルトルの話とか
「やりたいことをやりたいようにやろう」と考えるから、人生は苦しくなる。 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
大学生活で得たこととか
集中力がまるでない大学院生は、机を2つ使って集中している - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
書くことで書くネタが出てくる
おからごぼう #dinner #ゆ / is_kyoto_jp
ぼくはこの現象を「おから」と呼んでいます。
自分、書くネタあんまり今ないなぁと思って数少ないネタを出し惜しみして「もうちょっと練ってから」とか考えずに出してみる。
実はそれとは逆に
出すことで、「あ、あれも書きたいなあ」ということや「あれはどうなってるんだろう」「あ、あんなこともあったなぁ」と頭をよぎります。それをメモしておくのです(それを書いている記事に盛り込もうとすると長くなりすぎたり、内容がぶれるのでオススメしません)
例えばぼくの場合は、
この記事を書くきっかけは
相性の良いパートナー探しに、なぜ本屋で待ち合わせをするのか? - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
こちらの記事を書いていたときに浮かんだアイディアからでした。
もう一歩近づきたい相手がいる。そんなとき後輩がくれたこの質問が財産になった - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
このように、本当に作りたいもの、書きたいものを書くことで、関連するものが生まれてネタになります。
まるで、豆腐を作っておからができる、それでおから料理を作る、みたいに。
ダラダラ書かない
Chocolate Fondue / Denis Dervisevic
捨てました。
「ブログは長く書かなきゃ」 →時間かかる →書けない →書かない
という考え方を。
どうして長く書かなきゃという考えになってしまうかと言うと
ブログだと文字制限が無かったり、それほど苦にならない文字制限だったりします。
だから、言いたいことをどんどん補ううちに、余計なことまで書いてしまうようになるんです。
学生には時間があるようでありません。
授業や課題やバイトやサークル。
そういう中でまとまった時間は取れません。
その中で、膨大にまとまった時間をかけて記事を書くなんてのは、無茶な話。
いっそのこと、140字で終わる記事があってもいいんです。
言いたいことが言えたなら。
例えば、ぼくの記事で言えば
『失敗して失敗して成功する方法』シリーズはそれです。
「失敗して失敗して成功する方法」の短期連載開始にあたって - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
ある程度のまとまりで書く。それを数回に分ける。
その考え方が必要。
インプットとアウトプットのバランス
ブログを始めて、最初のころは今までブログを書いていなかったこともあり、書きたいことがたくさん出てくると思います。けど、アウトプットを続けると、頭の中がすっからかんになってしまい、出すのが苦痛でしょうがなくなります。
そして、これが続かない大きな原因のひとつでした。
ですから、インプットはきちんと時間を確保して楽しみます。
朝や昼休みにニュースチャンネルで記事を見て、Evernoteにコメントとともに送ります。タグに「ブログネタ」とふって。
それから、1週間に3回は用はなくとも本屋をぐるぐるするようにしていました。大学内の本屋とか。
10分見ただけでも全然違います。
大学の図書館も回るようにします。
ニュースでも本屋でもそうですが、
中身を見る必要はありません。
タイトルを見るだけでも発想が刺激されるんです。
だから時間がなければ休み時間とかにタイトルだけ確認してしまいましょう。
そうして生まれた記事はこんなにあります。
【寝起き女子(写真集)】は「ブサイク」こそ可愛いということを教えてくれる - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
日本が世界に誇るべき美しい写真集 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
「最近同じ人としか話していない」と思ったら読む本 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
思いついたら即メモ&見返す
Strawberry Pie Recipe / deb roby
ブログは座って書くものじゃありません。
ネタなんて考える時間確保すると時間いくらあっても足りません。
1日の中で座れる時間なんていくらもないことに気づきました。
座れるなら、課題やったり難しめの論文読む時間に使いたい。
今では、座ってパソコン開いて記事を書く時間は各記事30分もかけてません。
最後の清書とアップ作業です。
だから、ブログのネタを書きためるのは、座ってない時間です。
例えば
自転車こいでて思いついたら信号待ちでメモします。
で、見返すときは息抜きでタバコ吸ってるときです。
まず「つぶやき」レベルを目指せ。
Small Blue Kingfisher (Alcedo coerulescens) - male / Lip Kee
言いたいことが頭によぎったら
まず「Twitterに投稿レベル」をその場で書きます。
書きたいこと山ほどある。
けど、記事にならない。
そういう時期もありました。
そういう記事にならないとき
「このまま記事にもできる、ただ内容薄いけど」みたいな形にすることが重要だと気付きました。
イメージで言うと、Twitterに投稿する感覚でまず一度書ききってしまうということです。
そうすると、新たな疑問が浮かんできたり、補うべき論点が出てきたりして他の時間に新しい発想が出たりします。
主張をまずは形にすることで、他に時間を使っているときでも記事の内容が膨らんできます。
まずつぶやきレベル。
全体の時間を把握し一秒でも短くする
どこに何分かけているか把握し、短くする
例えばぼくのブログの行程は
「インタビュー」
「ネタだし」
「段落・構成決め」
「本文書き」
「タイトル決め」
「画像選び」
「関連記事選び」
「サムネイル画像選び」
これがどれくらいのタイムで進められるのかを、できれば1分単位で計測して記録して、一秒でも早くする方法を考えます。
そうして時間を細かく測っていくと
「たかがこれくらい」と思っている作業でも、全体からするとなかなかに時間をかけていることに気づきます。
例えば関連記事を400以上ある記事から探すのって以前は15〜20分かかっていました。
大学の休み時間くらいです。
これを、ぼくはEvernoteの関連ノートを出す機能に任せたり参考にしています。
他にはショートカットキーを使います。
Evernoteで下書きした記事内容全部を選択して貼り付けるとき、いちいちクリックして一番上から下までビーッと引っ張って選択するなんて遅すぎると気付きました。早くても10秒ほどはかかります。
そのときは「command(WindowsならCtrl)+A」で全選択、「command+C」でコピー、「command+V」で貼り付け。
他にも、「一行だけ選択」「数行だけ選択」「タブ移動」「リンクを新しいタブで開く」「タブを閉じる」「スクリーンショット」などもショートカットで行っています。
このような小さな秒数削減のショートカットも、チリも積もれば山となるで、合計すると5分ほど短くなりました。
また、ショートカット以外の時間削減で言えば
関連記事紹介やシェアボタンやフォローボタンなどのいつも使うhtmlはEvernoteのノートに入れ、ショートカットに入れて数秒でコピペできるようにしています。
道具は大事
out of the frying pan / waferboard
モバイルでネタを書きため、そこから原稿の形に書き、同期してPCで仕上げるという流れをとるぼくは、ツールにもこだわります。
有料無料問わずに、少しでも書きやすく、考えやすく、時間を削減できて、買う必要があるなら買える範囲内でなら買います。
使用しているアプリ一例ですが、
ネタをためたり、原稿を書くのに
smartever
記事作成の日程管理に
Wunderlist
画像加工に
Skitch
などなどです。
生活便利にするために100均で買い物するなら、100円のアプリでやることが効率的になるなら安いもんだとぼくは思います。
気分を高めるために
caramel chocolate bar / ginnerobot
何かを続ける上では、モチベーションを維持することも大切になります。
ぼくがモチベーションを維持する上で良かったことを3つ紹介します。
SNSでもシェアする
やっぱりSNS上で感想をもらうことはとても大切だと思います。
大学生だと、SNSで自分を見た記事の感想を大学であったときにダイレクトで伝えてもらうことができますし、読んだことでコメントや議論することができるのは大きな喜びでした。
目標を持つ
3ヶ月で10万ページビュー。
無茶苦茶な目標だということは自分も分かっていましたが、無茶苦茶なものであっても、目標がないことよりは全然良いと思います。
一番しんどくなるのは目標がないことです。目標がないのは未来がないことに近い意味を持ちます。
そうすると、なんとなく飽きたみたいな消極的な理由で書くのをやめてしまいます。
無茶苦茶でも、目標を出し、できれば書き出したり友だちにこそっと宣言してみる。
それがエネルギーになりました。
スランプは、1分、やってみる
いろんな理由でスランプが訪れ書きたくない、書けない、と思うこともありました。
学生として色んな悩みはつきません。
けど、そういうときこそ、「1分だけ」書いてみてください。
今日あったこと。
食べたこと。
悩んだこと。
考えてること。
考えるから始まるのではなく、始めるから考えることができるのだ
とぼくはあるスランプのときに気づきました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まだまだ続ける上で大事なテクニックやツールはあるのですが、
それはもう少し具体的に書きたいと思うので、
また別の場所で書きたいと思います。
ブログを半年間続けてみて思ったことは
やはり続ける上で大事なことは、ブログでもなんでも共通しているなあという印象です。
また、ブログに一生懸命取り組むことは、学生生活をおろそかにするどころか、
むしろ無駄にせず楽しむことなのだということにも気付きました。
今後も1年、3年と続けていけるように楽しんでいきたいと思います。
ブクマ(コメント)いただけると嬉しいです
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