分かりませんか?「カレーにマヨネーズ民族」が虐げられ続けている現実を
さてさて、めっきり寒い日が続いております。
ちょっと風邪気味です。のどをやられました。
最近、突如として友人とカレー談義に走ることになり。というかカレー紛争ですね。
ぼくはカレーが大好物なんだけれども、カレーにマヨネーズを入れると、怒られる。
ぼくとしては、なんで理解してくれないの?こっちの方が美味しいんだよ?と。
お店でカレーを食べるときも、基本的にはマヨネーズがあるなら問答無用でマヨネーズを入れたい。
マヨネーズありますか?って聞く。
入れる量だけれど
けっこう徹底的に入れる。
カレー色:マヨネーズ色=2:8
くらいで入れたい。
しかしそれは違うんじゃないかと友人。
ああー。
きたよこれー。
きましたよこれー。
価値観の対立。無言の弾圧。カレー会の大塩平八郎の乱。
友人曰く
それはせっかく丹精込めてカレーをつくってくれた人に失礼なんじゃないの?
と。
ちがう。
ちがうんだよ。
わかってくれよ大塩カレー八郎の気持ちを。聞いて下されよ。
盲目な価値観で押し付けてはいかんのですよ。
きみらは資本主義の時代に生まれてきて資本主義に対して何の疑いもないみたいだけれども、それと同じようにカレーにマヨネーズ主義を考えてやって欲しい。
じゃあ目の前に目玉焼きがあったとして、君はどうする?と。
「精魂込めて作りました」
と言って目玉焼きを出されたら、どうする?と。
君は迷わず
しょう油を
かけませんか?
かけるでしょ。
いや、別にしょう油じゃなくてもいいけど、ソースでも塩コショウでもいいけど、かけるでしょ。
そうしようとしてる人に
「おまえ、卵本来の味を感じろよ、この恥知らずがっ!」
とか言わんでしょう。
そりゃ食えるさ。食えるよ?目玉焼きそのままでも。
けどどうだい、食ってみたらその反応は?
「うん…」
とか言って、それ見たことか、みたいな誰も得しない時間になるじゃない。
そしたら、友人は
「うん。それに関してはそうだね」
じゃあなんでカレーはダメなんだよ!おいっ!おいっ!
こうですよ。
いっつも虐げられるわけですよね、カレーマヨネーズ民族は。
その振る舞いが野蛮だと西洋の価値観で決めつけられ支配された南アフリカ、東洋地域よろしくですよ。
ぼくだって、そりゃある程度努力はしてきました。
じゃあ分かりましたと。
ぼくも歩み寄りますと。
ぼくもすぐにマヨネーズかけるんじゃなくて、ちょっと何もかけずに食べてから、マヨネーズをかけますと。
時の首相 小泉純一郎がアメリカ大統領ブッシュの前でエルヴィスプレスリーのモノマネをして友好をはかったように、ぼくもちょっと食べて、ニコッと微笑んでから、手にマヨネーズを持ち替えて、じゅじゅじゅじゅーって絞りますよ。
それなら問題ないだろう?
って、昔の彼女がつくったカレーにそれをやったら
「え。まじで。えー(片側の口角がつり上がる)」
これですよ。
どういうことですか。
で、ちょっとそれからむすっとしてる。
人が懸命に食す姿にそんなに拒否感示すなよっ!
けどそこから少しは遠慮するようになりました。で、現在はトップに載せたくらいのマヨネーズの量です。嘘です。画像ようにさらに少なくしました。
いや、これ分かりませんか。
カレーマヨネーズ民族の方々。
そしてそれを受け入れてきた方々。
ぼくはずっと付き合い方を考えていますが、どうやって乗り越えてきたんですか。
人生をかっぽしよう