実は挫折につながる勘違いな努力【習慣化しない努力】
努力が必ず報われるわけではない。
今日は続けるための努力の仕方について書いてみようと思う。
「もっと言えば努力だと思ってる時点で、マズイでしょうね」
今はもう観れないのだけど、数年前にプレモルの企画でイチロー選手が「努力は報われますか?」と質問を受けていて、そんなことを言っていた。
絶妙だと思った。
深い…「努力」について聞いて、この人以上に面白い回答聞ける人いるんだろうか…
「努力は報われますか?」
— 佐藤大地🐘複業家(モジュールワーカー (@daichisato88) March 18, 2018
「報われるとは限らないですね。
もっと言えば努力と感じている状態は、マズイでしょうね」#イチロー #イチローに聞いてみた #プレモル #努力
何かを始めようとすると、だいたい完璧主義になりがちだ。
完璧主義にならないようにしていても、だいたいなってしまっている。
求めている完成度が高くて、だいたい途中で挫折する。
例えばYoutubeを始めてみようかなと思うと、三脚を買って、カメラを買って、マイクを買ってとか考える。
朝のランニングを始めてみようと思うと、30分くらい走ることから始めようとする。
料理をしようとすると、和食、洋食、中華、料理サイトで作った感があるものを探す。
何かを始めようとすると、まずはGoogleを開く。
そこまではいいのだけど、調べれば調べるほどに「きちんとした」情報が入り、「きちんと」始めないといけないと思い、いそいそと準備を始める。
で、大体準備の6割がたくらいでやめる。
少し踏み出せたとしても、日々の時間のなさとか疲れで、結局やめる。
筋トレを始めて2ヶ月が経った。
こんなに週4以上の筋トレが2ヶ月も続くことなんて今までの人生でなかった。
なんだか、久しぶりに続けることができたなあと思った。
直近だとブログくらいかな、500日くらい休みなく書いたっけ。
筋トレを毎日続ける中で、筋トレ動画を毎日漁っているわけだけども、そんな動画を漁る日々の中で、みなさんご存知、なかやまきんに君のYoutube動画にとてもいい動画がある。
観ていただきたい。
現在も週5日で筋トレに行くなかやまきんに君が「筋トレを毎日続ける方法」としてあげている動画。
そのポイントの1つが
「細かいことを気にしない」ということ。
そのポイントをもう少し深掘りするとさらにポイント2つに分かれると思う。
細かいことを気にしないためには、ぼくなりのコツとしては
1つは「正しいか間違っているか考えない」
1つは「中途半端でも続ける」
1つ目の
「正しいか間違っているか考えない」
何かを始めると、人は調べる。調べれば調べるほど、いろんな情報が入ってくるので、何をやっていいかわからなくなるか、あれもこれもやらないといけないというような状況になる。
筋トレで言えば、トレーニングした筋肉は破壊されてから超回復するから毎日やるのは良くないとか、タンパク質を寝る前にも摂った方がいいとか、いや摂るなとか、痩せたいならまずランニングやら腹筋じゃなくてスクワットだとか、エトセトラ。
質を求め始めたらキリがない。
だからまずは「細かいことは気にしない」
なかやまきんに君はいいことを言う。
ダテに筋肉留学してるだけある。ちなみに筋トレ以外の発言は相変わらずあんまり面白くない。ぼくは愛らしくて好きです
ぼくも今回は「筋肉質な体で増量」を目的にトレーニングをしていったのだけど、最初はジムで毎日走っていた。しかもものすごいスピードで走っていた。
それが間違っていたと気づいたのは、2週間ほどたったときだ。
「増量が目的の人は有酸素運動を積極的にやらなくてもいい」
もっと調べたら
「ランニングしても痩せるには効率悪い」
と出てきた。
しかも、もっと調べると「有酸素運動を筋トレの前にやるか、後にやるか論争」がネット記事ではある。
もうどっちなんだ。どっちでもいい。
けれども、そんなことはよくわからないので、ぼくはとにかく毎日ジムに行くことを目標に掲げて、とにかく毎日行った。
そして走った。メロスレベルで走った。
そのときのぼくを、今のぼくが観たら「間違ってる間違ってる!意味ないから!」と言う。
ランニングマシンを必死で走るぼくを静止する。
でも、そんな静止してくるぼくなんか無視していい。
最初はとにかく「続ける自分」を作り上げることに集中する。
そういう自分が出来上がったら、次に少しずついろんな情報を入れて、試行錯誤したらいいんだと思う。
ちなみに、今は増量をしている真っ最中なので有酸素運動をしてない。
2つ目、細かいことを気にしないでまずは続けるためには
「中途半端でも続ける」
ということ。
ぼくの場合は21時までにトレーニングを終了したいのですが、仕事終わって帰ってきて準備とかして出かけるとジム到着が20時過ぎていたりする。
出勤場所が自宅からちょっと遠いので、頑張って早めに終わらせてもジム到着が遅くなってしまう日もあるんです。
だからジム行く日は仕事終えるのめっちゃ早いです。光の速度で仕事を終えます。
で、20時25分ジム到着
なんてこともザラにあるわけで、そうするともう1人のぼくが出てきてこう言うわけです。
「もう45分しかないじゃん。今日はやめとこ。もう少し時間あるときにしよ」
みたいな。
でも、ぼくはやります。
正確には1回だけ行くのやめてスマホゲームのクラッシュロワイヤルやっちゃんたんですけど。
あとは行ってます。なんでかって、これも同じで「まずは続ける自分」を作り出すため。
そもそも、知識もなんもないのに、トレーニングは2時間はしないと〜90分はしないと〜なんてわかるわけないので、30分でもやったらいいし、1分でもやったらいいんだと思う。
とにかく、まずは続ける自分。それをつくる。
そして、時間的に中途半端でも、続けられたなら自分を誉めてあげればいいんだと思う。
こうやって
「正しいか間違っているか考えない」
「中途半端でも続ける」
そうやってまずはとにかく続けることだけに努力する。
パーフェクトにやってるおれかっこいいとか、最新のウェアに身をつつんで1日2時間汗を流すわたしフォトジェニックみたいなそんな努力はいらない。
これを料理で当てはめるならこうだ。
「正しいか間違ってるか考えない」
→水から茹でるのか、お湯から茹でるのかなんてどうでもいい。まずは茹でてしまえ。
大さじ?小さじ?こざかしい。ざざっと入れてしまえ。
「中途半場でも続ける」
→カップラーメンだってネギを切って入れれば料理だ。慣れてきたらいろんなもの入れて進化させればいい。
読書に当てはめるなら
「正しいか間違っているか考えない」
→読書内容が頭の中に入っているかなんて考えない。とにかくページをめくり、読了マークが鬼のように付いていくのを楽しむ。関係ないけど「鬼のように」ってつけるとすごい強くなった表現になるからおすすめ。
「中途半端でも続ける」
→10分読書?そんなものは時間がかかり過ぎる。1分読めば「今日は読書したなあ」でいい。
やるんだったらこれだけやらないと、なんて思ってる時点でマズイんです。
楽しいところから楽しいように始めればいい。
間違い万歳。
中途半端万歳。
井上真央さんから学ぶ習慣化のコツも参考になります。こちらから。
井上真央に学ぶ。習慣づけるコツ「1×10理論」 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
人生を、かっぽしよう