説明したじゃん!話を聴かない後輩を変える一撃必殺を上司に教えてもらいました
「あ、え、何でしたっけ」
え、それ説明したじゃん。
聴いてなかったのかよ。
メモきちんと取っとけよ!
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バイトの後輩に話したはずの業務が
まったく耳に入っていない。
前にも説明したよね。
と言いたい気持ちを抑えて
ぼくの口はどんどん話すことに慣れて行く。
なんだか何度もショーを繰り返す、
遊園地のお兄さんみたいだ。
果たして後輩は聴いてくれているのか……
「良い子のみんなー?
聴いてるかなー?」
とでも言ってやろうか。
確かに事務方のバイトをやっているときは
書類の場所から機材の動かし方、ものの名称まで
覚えて使えないといけないことがたくさんありすぎて
一度聞いても、おぼえることがとても難しかったのです。
ただ、どうしてだ。
ぼくは
上司から仕事を教えてもらったとき
きちんと聴いていたよな。
この違い。
この真剣さ具合の違いは何だろう。
単なる真面目さの違いか。
どうしてぼくは聴こうと思ったんだろう。
こんなんじゃバイトでチームつくるなんて無理じゃん!
上司に仕事を教えてもらったときにヒントを求め
じっくりそのときのことを思い返してみる。
すると
どうやらこれらしい、と思うことが浮かんでくる。
Feeding and Teaching / Andy Morffew
「これ、次は他の人に佐藤くんが教えてね」
これ。
これを何度も言われた。
これを言われると
プライドの高いぼくとしては
教える自分が分からなくて、
上司にいちいち確認している姿は
カッコ悪い。
だから説明されるときに
聞き漏らすまい、
不明点は残すまい、
と思っていたのです。
聴くときに、自分の責任だけじゃなくて
他の人に対しての責任もかかってくるから
「自分が聴かないと他に迷惑がかかる」
と余計に緊張感が増すんです。
これだったか。
気付いたぼくは、そこから
後輩に説明する前には
「今から説明することは
後輩が入ってきたら
◯◯さんが今度から教えてね」
と言ってから説明するようにしました。
すると、聴く姿勢はかなり良くなりました。
「教えてね」を言う前は
一度説明したことを
何度も説明することが多かったのですが
言うようにしてからは
格段に聞き返される数は減りました。
いざやってみて
「あれ、これなんだっけ?」
ということはあっても
やる前に話を聴いてなくて
「あれ、これなんだっけ?」
は激減したのです。
しかも、これに加えた効果としては
バイト同士で教えあうときの正確性がかなり上がり
単純に話を聴いてないことによるミスも減るようになりました。
ただ、いざ実践するとミスが出たりするものですが
その防ぎ方はまた別の機会に。
まずは、こうして
「次は教えてね」
と伝えることで話を聴く責任感を
植え付けることができたのです。
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バイトでも組織を変えてやる そのために僕に明らかに欠けていたひとつの考え方 - 人生かっぽ — 佐藤大地のブログ
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