「あああああ、なんか不安だなあ」
「あああああ、やる気しねえええ」
ということがよくありまして、二日三日からだが動かず、取り組むべきことがあることはわかっているんだけど、動けないときがあります。
「バブルマップ」
というシンプルかつ画期的な方法を最近知りまして、
これは不安なことがぐるぐるしているときに、それを把握して動くために、なかなかにいいなと思いました。
バブルマップとは?
こちらのサイトで出会ったバブルマップ
このブログの著者の方は、ぼくが素晴らしいと思っている「GTD」を日本に紹介した方でもあります。

- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「バブルマップ」は、自分の頭の中の不安感を描き出します。
描き方は、今自分が抱えていることを紙に書き出して、そのキーワードを丸で囲う。
ただ、ここがコツなのですが、不安だったり、やる気だったり、その気分に応じて、囲う丸の大きさを変える。
そして、その不安な行動に取り組み終わったら斜線などで消すわけです。
だから書き切ると、自分の抱えていることが、気持ちと一緒に示されて一覧できる。
というわけです。
バブルマップは不安が目に見えるようにできることが良い
調子悪い時って「ああ、調子悪いなあ」「やる気しねえ」「不安だ」って思っちゃいがちなんです。
何が自分を不安にさせているのか、例えば机の上に乗せられるような状態ではなく、目に見えない状態で悩んでいる。
で、不安に思って「やることリスト」を紙だったりアプリ使ったりして、書き出して優先順位つけたりしますが、なんかこう、見返すと同じ大きさで表されるので「不安なことがたくさんある」と落ち込むだけになる場合もよくある。
バブルマップはその点、何が不安なのか、嫌なのか、その大きさも一緒に素直に目の前に出せます。
しかしバブルマップはまだ不安を解消しきれない
しかし、まだちょっとやりづらいんですね、バブルマップ。
やることリストとしては。
なぜって、不安を「目に見える」様にできても、
「解消する行動をとる」まではいけないから。
不安を解消するには
「不安を認識し、解消するための行動する」ことが必要だと思っています。
つまり、不安を目に見える形にして、不安を消すために一歩目を踏み出すわけです。
バブルマップではその「行動」がイマイチやりづらくなってしまいます。
不安を描き出しても、大きい不安はそのまま消されずに何日も残る可能性が高いから。
そこでこうします。
いつまでも残るバブル=不安に対してはその下に「30秒でできる行動」を書き加える。
そうすると、不安を解消するためのまず一歩目を踏み出すことができます。
なぜ30秒なのか。
それくらいでできる行動って抽象的になりづらいからです。
5分とかで考えると、「企画書を書き始める」とかやってしまいます。
けど、具体的に何すんの、「企画書書く」って。
それに対して30秒であれば「PCの電源を入れる」とかになります。
十分。まずはそこから。
行動の仕方については、こちらにもふんだんに載っけたのでぜひ見てください。
『何も手につかない。スランプありつつ210日ブログを続ける僕の「低空飛行術」まとめ』
それから、何も行動をすることがないんだったら
そもそも不安=バブルとしてカウントするのはやめます。
悩んでもしょうがない。
例えば、「試験の結果」とか「告白の結果」とか。
Olive oil bubble variations / fdecomite
ぼくも毎日なんだかうまくできないなあと、前に進まないなあと思った時に
このバブルマップを発見し、さらに改善することで
不安を認識して、少しずつ少しずつですが前に進むことができました。
様々なことに取り組んでいると、不安に頭がいっぱいになるのはつきもの。
まずは不安の大きさを泡として目の前に出して、その泡を割っていく。
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