人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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佐藤ノート№42 〜想う強さ〜

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二浪目で初めて
第一志望校以外の大学を
後期試験とは別に
受験することになった。
いわゆる滑り止めだ。
僕の第一志望大学を希望する受験生は
余裕で受からなければならない。
偏差値の問題では
そう言われる大学だった。

とは言っても
その大学には
その大学の入試形態があるから
全く準備なく本番に望むことはせず
ある程度過去問を見て
本番に望むことにした。

第一志望ではなかったから
それほど一生懸命になって
過去問を解くことはしなかった。
二年分くらい解いて
それ以上の過去の問題は
眺めてみて見るだけにした。

入試本番になって
解いてみるとびっくりした。
あまりに解けなかった。
第一志望校の入試よりも
手応えが悪かった。
しかも
あとで解き直してみると
答えが間違っていた。
全く手がつけられない問題も
数問あった。
その大学の合格発表前に
第一志望校の合格が決まったので
合否の確認をすることがなかったが
不合格の通知が来ても
納得してしまう手応えだった。
あぁ、入試って怖いな。
勝負って怖いなと思った瞬間だった。


おそらく入試なんて
偏差値で高いところが受かるから
低いところも楽勝で受かる
なんて話ではないのだろう。
確かに基礎学力の面で
偏差値の高い大学をねらう人には
ひけをとってしまう可能性があるが
それが同レベルのときは
最後は
その大学にどれだけの時間
向き合ってきたか。
その大学の問題を
どれだけ研究してきたか。
そこで勝負が決まるのではないか。

第一志望を想い続ける受験生は
やはり強い。