超シンプル。読書習慣がある28人にインタビューしたら読書を続ける意外な共通点が見つかる【読書にハマる方法】
ぼく読書習慣をつけるのって苦手で。
読むときはガッと読むんですが、いかんせん継続的に読めないんです。
だから「読もう!」と思って買った本が「積ん読」みたいな。
なんつーかエネルギーが出るまで長いというか。
で、個人的に気になって、自分の身近な人の読書できる理由を聞きまわっていました。
その数28人。
そしたら、ある超当たり前すぎるような共通点が浮かんできたんです。
今回、話を聞かせてもらったのは、
高校生、大学生、会社員、など職種も様々。
読む本も実用書から専門書、小説、漫画などさまざま。
そんな28人に、いつもどんな風に読書をしているのかを聞きました。
聞く際、特に「読書を続けるコツは?」と聞くことはしませんでした。
また今回は、読書の「習慣」に注目したので、冊数そのものよりも、続けている習慣の長さ(それが毎日1ページ読むくらいでも)で考えました。
なので、1日に30冊読む!みたいな話ではなく、最少の人で年間35冊ほど読むという話で、どちらかと言うと、毎日読んでいるとか、3日は開けないで本を読むということに注目しました。
読書習慣ある人の当たり前すぎる共通点
インタビューをして、読書習慣がある人には、様々なリズムがあることがわかりました。
本を手に入れたら日程表を作って読むようにしている人。
電子書籍で読んでいる人。
買ったらすぐ読むようにしている人。
ペンで線を引きながら読む人。
読書ノートをとりながら読む人。
読書サークルに入っている人。
レビューブログを書く人。
いろんな習慣があり、こだわりも十人十色。
ただ、話を聞くにつれて、浮かび上がってきたある共通点が存在することに気づいたのです。
しかも、彼らはそれに気づいていない。
何かと言うと「本をとにかく毎日開いている」ということ。
は?
って感じだと思います。
なんじゃそら、と。
けど、これとても大事なんです。よく考えると。
読めない人って自分も含め、「読もう」と思わないと読んでないんです。
つまり、意識しないと読めないし、読まない。
で、「あ、また読む時間ないわ」とか言う。
一方で読む習慣のある人の話を聞いていると
「時間があったら本開いてる」とか
「意外と暇だから本読む時間あるんだよね」とか
「とりあえず本開いてるだけだよ」とか
言うんですけど、つまりはこれが大事なわけです。
この人たち、実際は読めないとしても、暇だと思うと本を「開いている」わけです。悪く言うと中毒なんですね。
そう思うと、この本の中でも著者は「とにかく本は開け・持ち歩け」というようなことを書いています。
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読書習慣のある人と、習慣のない人、その違いは
とにかく開くか、そうしないか。
たとえそれが、実際は読めなくても
読書習慣つけるのはSNSやゲームにハマるのと同じ
ただ実は、この読書習慣をつける方法は、多くの人がもはや無意識にやっていて、「ハマる」ということは多くの場合、この「とりあえず開く」からできるわけです。
思い返してみれば、
ぼくらがSNSにハマっているのは、「とりあえず何かあるかな」と昼休みとか信号待ちとかに開くからなわけです。
何も、「こういうことを投稿してやるんだ!」と固い意志を持って毎回ログインしているわけではないでしょう。
ゲームにハマるのも同じ。「とりあえず次にやることありそうだから」とスイッチを入れる。
ご飯食べたりすると自動的にゲームのスイッチを入れたりしている。
だから、読書だからって別に難しいことはないわけです。
「とりあえず」で開くことから始まる。
とにかくとりあえず本を開くために彼らがやっていること
そして、読書習慣のある人は、「とにかく本を開く」ために、本をすぐに取り出せるようにしていました。
例えば、トートバッグの中に入れているとか、リュックに入れていても取り出しやすいところに入れている。
だから、「今どんな本読んでいるんですか?」と聞いても、ものの数秒でパッと取り出してくれる。
これを意識して取り出しやすくしている人もいれば、無意識にそうしている人もいました。
取り出しやすいから、すぐ手に取り、すぐ開いて、すぐ読める。
それが習慣になっているわけです。
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新年度、「今度こそ読んでやるぞ!」とぼくも意気込んでいますが、身近な読書習慣の師匠たちをみならって、まずはちょっとの時間で本を取りだす、それだけでもやってみます。
読書を知識へと変える方法についてはこちらの記事で紹介しています。
『速読本を30冊読んで知った1番簡単で身につく方法はなんだかんだで「読む前に自分に質問すること」だった』
わたくし大地の読書記録はこちら
『紹介します。厳選本51冊で僕の大学生活6年間を振り返る』