人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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佐藤ノート№32 〜揺らぐ決意〜

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暖房が効きすぎたバスの中で
頭をぼーっとさせ
途中うとうとしながら
英語文法問題の過去問の復習をする。
ひしひしと感じるようになった
センター試験のことを思うと
身震いしかしないが。

センタープレの判定はまさかのD判定。
他のセンター模試でもC判定にとどまった。
ほど遠いB判定
どうすればそこまでたどり着けるのか
辛うじて記述のA判定で
総合判定を合格圏内に
持っていくことができた。

春から記述重視でやろう
ということは重々決意していたことだ。
自分は記述、特に数学の記述で落ちたのだ。
と実感したからだ。
けれども、だからといって
記述に思い切り時間を割ける程
センター試験が得意とはいえなかった。
模試も含め
秋口以降のセンターの判定で
AとかB判定なんていうのは
夢のまた夢だった。
数学の点数がいいと思うと
英語の点数が悪くなり
英語が良くなったと思うと
国語が悪くなる。
いったい自分の実力は今どれくらいなんだ
と不安にかられるばかりだった。
その調子で現役、一浪、
さらには二浪の直前でも
センターは苦手だった。
かといって記述の勉強を完全に放っておくことはできなかった。
自分の武器は記述だから
勉強時間を完全にセンターに移して
センターが終わった後に
記述にブランクができていることが
ものすごく怖く
春から積み重ねてきたものが
崩壊するのではないかと感じた。

僕は
記述でせめるのだという自らの決意は
ものすごく固かったと思う。
だが、
それだけ固い決意でも
いくら二浪目で受験生活に慣れている
と言っても
プレの成績を見て
決意がぶれてしまった。
何百という説得の言葉を自身に訴えかけて
何とか決意を保っていた。

僕は、やり続けた。
やり続けたことなどなかったから。
苦しくても
受かるための唯一の手段だと思ったから。
それが他人には正解でも不正解でも
僕が一年見据えて考えて決めたことだから。




今日も素敵な一日でありますように。