なぜ「上から目線」の本こそ「オーディオブック」で聴くべきなのか
耳で聴く読書。って初体験でした。初体験。
けど、これ、いいわあ。ふつうの本じゃなくて、じぶんが上から目線だと思って読みたくないものに最適だわわ。
そもそもオーディオブックとは何か?
最近だとAmazonのAudibleが話題ですけど、
日本だと先駆け的な存在としてFeBeが知名度が先駆者。
日本でこそあんまりオーディオブックで知名度ありませんが
海外だとかなり人気があって、生活の一部の密着してるところもあるみたいで。
ぼくも、大学のときにドイツ人の知人などからオススメされていました。「通勤中にキクヨ!」って。
ひとつの話だと耳の空き時間って1日に8時間もあるそうで。
もっと耳って有効活用できるよね。っていう。
ただ、知っていたんですけどなかなか手が出ませんでした。
だって
絶対目で見たほうがいいし。
ぼく、目の力に大いなる信頼置いてますからね。
ただ、このたびオーディオブックを聴く機会を頂いたので、試してみようと思いました。
しかし…
聴かねえ
商品を買ったはいいものの……
聴かない…
オーディオブック聴かないくせに、Amazonで後から買った本を先に読むという積ん読こえて放置状態。
手が伸びぬ。
そんなある夜のこと。
夜中にブログのデザインいじるときに、音楽でも流すかぁと思ったんだけども、あ、そういやオーディオブックあるなあと思って、
iPadのアプリに入れてるオーディオブックを、ついに、聴くことにしました。
片手間で聴いてる状態。
聴いた本は
『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ』
その恋愛観ツイートにTwitterから人気が爆発した方。
2016/01/26現在でフォロワー20万人越え
DJあおい (@djaoi) | Twitter
けどですね。
ぼく、言っておきますけど。
ごめんなさい。
DJあおいさんあんまり好きじゃなかったんですよ(どーん)
だってなんか字面見るからに「上から目線」じゃないですか。
だからパッと見で毛嫌いしていました。
読んでませんでした。
ごめんなさいでした。
ジャンピング土下座でした。
ただ、この機会だしね、聴いてみるよね。
ってことで、完全に片手間気分で聴いてました。
ごめんなさいでした泥水飲みます。
それで、聴いてる途中に気づいたことがありました。
あ、これラジオだ、
と。
本だと思うから全部真面目に聴かないとと思うんだけど、まとまりのいいラジオだと思えばものすごく気軽に手が伸びる。
土曜の午前にラジオを入れるみたいな。
それから。
これ、「音」って大事だなって思ったんですよ。もう少し具体的に言うと「語り」って大事だなと。
ぼく、本を読んでると上から目線だったり説教くさかったり教え諭そうとしてるものって内容がどうであれ途中でやめたりとか、拒否感持ちながら読んでて内容受け入れられないんですよ。
そういうときはもう、頭の中の本を読む語りは敵意むき出しで。こっちにつばでも吐きかけてくるような相手の語り口で聴いてるんですよね。「死●っ!このア●!」みたいな。
けど、オーディオブックってじぶんの想像しているよりもずっと聞き入れやすい語りがあるから、上から目線だったとしてものすごい受け入れやすい。
DJあおいさんってこんな優しい人だったのかと改めました(実際は分からぬけども)あおいさんごめんね。ほんとごめんなさい。生まれ変わったらあおいさんの使ってるフライパンに付くコゲになります。ジョイで洗い流してください。
これ、音で伝えるのが一番なんだけどね、権利上の問題で。
ぜひ実際に聞いてみてください。分かるから。
思えば、先輩の話も上から目線のときはあるけど、我慢して聴いてるとものすごい良いこと言ってる時もあったよなぁ、それだよなぁと思ってました。
ということで、
語りのプロってやっぱすげえわ、その分払う価値あるかも。
日常のなかでコーヒー片手に気軽に流していいなぁと思いました。
高いなあと思う人は無料の本もあります。
こちらの『風立ちぬ』とか。
オーディオブック「風立ちぬ」無料プレゼント - FeBe(フィービー)
けど、やっぱりじぶんが嫌だなあと偏見持ってる著者の本こそその真価がわかると思いますよ。
しかも今回のDJあおいさんの本は(他はあんまり調べてないけど)単行本と同じ値段。
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