月が切り替わる。
カレンダーのページがめくれる。
1という数字が、なんだかたまらなく生まれ変わらせてくれたような気持ちにさせる。
そんな子供だましの感情操作に、ズルささえ感じる。
そしてぼくはそんなズルさをよく使う。
日が変わる。
月が変わる。
身の回りの環境が変わる。
いろんなことが変わる。
変わるというよりも、変える。
1日は24時間だね。
ひと月は30日か31日が基本だね。
そうやって意図的にでも変えると、
不思議と自分も変わったようになる。
ビリっと破いたカレンダーの先に
忘れたい昨日までのぼくはいない。
31日までの過ぎ去った後悔も
罪深かったこともするりとどっかに消えていく。
切り替えを生み出すこと。
それは人間のずるさであり、発明でもある。
そんな一枚の紙がめくれただけで
全てがすっぽり変わるわけないのに。
スタートラインは多いほうがいい。
たとえちょっと寝坊したりしくじったりして出遅れても、
スタートラインではそれがチャラになる。
頑張って先にゴールした人には申し訳ないのだけれど、
出足が遅かったり、同じような足のくじき方をするぼくには、
ちょうどいい発明。
2月になった。
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