人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

MENU

目標達成する人は「目標の割り算」ができると知った

follow us in feedly

Evernoteに書き連ねたやりたいことばかりがたまる。
「こんなことやりたい」
「あんなことやりたい」

ただ、それだけが募っていく。

積もり積もって、妄想の宝箱になっていた。

そのまま妄想であればそれはそれでいい。

けど、書き出したときを思い返せば、あのとき、
たぶん強く強く「叶えたい」と願っていた。

そのときにぼくになかったのは
目標の「いつまでに」「どれくらい」という意識と
「いつまでに」「どれくらい」を使った「割り算」だった

f:id:daichi6388:20170810214858j:plain

「大地はここ最近何してきたの??」

久々に会う友人と話していたとき、
友人がそんなことをぽつりと言ったのだった。

ずーずーとスタバのコーヒーをすすりながらそう聞く友人に
ここ最近自分がやってきたことを話した。

「あれ、なんか意外と少ないんだね」
と言われた。

その言葉がやたらショックだった。

けど、その通りだった。
少なかった。

なんやかんやと言っているわりには
そうやって友人に引き出されて喋って見ると、
「口だけ」になっていた。


「あれ、口だけだね」
と言われた気がして、やるせなくなったことを覚えている。



ググったのは言うまでもない。

「目標達成する人」
「目標達成できない なぜ」

ひとりになったスタバでスマホをいじいじした。

で、だいたい出てきたのはこうだ。

「目標達成できる人は、明確に“ いつまでに ”を意識しています」

2ページ目そこいらまでの検索結果を見終わって
「だからおまえそろそろググっても意味ねえから早よ納得しろや」
と言われている気がして、やっとこさ自覚して。


気づいてみりゃそうだった。
やりたいことを声高らかに叫ぶとき、ぼくは
「いつまでに」とかあんまり意識していない。


と、同時に思い浮かんでくるのは数人の知人たち。
着々と自分のやりたいことを実現していき、
それをSNSなんかで発信していて。

思えばあの人ら、よく言っていたわ。

やっとこさ自分の未熟さに納得して、さっそく目標を立てたのでした。


そうしたら、見えてきたことがもうひとつ。

それはいわゆる目標達成からの割り算で。


「8/31までに3つ企画を立ち上げよう」
そんなふうにノートに書き出すと
「待てよ、そうすると…」
 いついつまでにやるとしたら、
 この日までにこれできてないといけないよね。
 そしたらこの日までにはここに話しとかないといけないなあ」
なんてことだ。



具体的に目標達成の日が決まると、今日からの日数が割り出せる。

今日が8/1で8/31までに30日あるのなら、3つ企画を立ち上げるとなると
30日 ÷ 3つ = 10日で1つの企画を立ち上げる
となるというかんじ。

そしたら8/11までに1つ、8/21までに2つ目、8/31までに3つ、というかんじ。

「いつまでに」「どれくらい」が決まれば
あとは割り算ができる。




「いつまで」「どれくらい」があると、プレッシャーが出てくる。
いま自分が進んでいるのか、進んでいないのか。
そんなことを自動的に自問自答し始める。

たとえ進んでいなかったとしても、それはそれでいいと思う。
「自分が進んでるか進んでないのかわからない」なんて言うよりも全然。
「現在、自分がどこにいるのか」分かっていることはでかい。


そうして
目標の意識の仕方がぜんぜん変わったんです。


そうそう
ちょっと前に読んだけっこう面白い本に
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
っていう本があって、そこにも目標について同じようなことが書かれていた。

Amazonbutton

大きな目標(長期で達成したい目標)を設定するコツの3つのうちの2つとして、
数字の具体性を書いている。

(第2章 「月間、週間ではなく「毎日」の目標を設定する」 より)


つまり

① 目標は必ず数字で設定
② 「いつまでに」という期限を設ける

例として本書にあげられていたのは
「ADSL事業に参入してまずは1年で100万人の顧客を獲得する」
というソフトバンクの実際の目標。
「100万人」が数値目標(どれくらい)で、「1年」っていうのが「いつまでに」ってこと。


目標の決め方、達成の仕方についてけっこう面白いことが書かれていたので、
もっと知りたい方はこの本オススメです

Amazonbutton


「こんなことやりたい」が毎日たまっていく。
ただそれだけじゃ、妄想で。

いまのぼくの「こんなことやりたい」の横には
「いつまでに」「どれくらい」が書かれている。
目標にしたいからです。



人生を、かっぽしよう。