人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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挑戦?1回でダメだからやめることを挑戦とは呼ばない

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何か新しいことに挑戦してみたい。
という相談が、年に何回かこんなぼくにもやってくるわけである。

ブログを書いてみたい、
イベントをしてみたい、
何かを面白いことをしてみたい
立ち上げてみたい。
などなど。悩み事は多岐にわたる。

悶々とした日常の中に、
「こうじゃない、このまんまじゃいられない」
という気持ちがあるのだと思う。

かつてのぼくもそうであり、今もそうです。

こういうとき、よほどのことがないかぎり、
ぼくは「続けること」と言っている。
「とにかく続けること」
下手な言いわけをしないで、続けること。
僭越ながらそう伝えている。


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かつてのぼくは、何かを始めることが好きで。

「ああ、これやりたいな」
と思ったら、まずは手を出してみる。
いろんなことに手を出して、その味を確かめる。

けど、あるときから結果にこだわるようになった。

それは、そのときの自分が、何か全て中途半端な気がしていたから。

だから
「何かを成し遂げてみたい」
自分を試す意味もあった。

ブログがそれの最たる例だったように思う。

「3ヶ月で10万PVを取りたい」
「ファンを100人にしたい」
そう考えて、行動に移し始めた。


これが達成できれば、なんかモテるような気がしていたんですけどね
ええ、勘違いでしたけどね。



ブログである程度の成功をしたい人の悩みとして、
よくあげられる2者択一がある。

「毎日更新のほうがいいですか?」
「不定期更新がいいですか?」


その2者択一の目の前にぼくも頭を悩ませることになりました。

結果的に、ぼくが選んだのは前者。

「シノゴノ言わず、まずは毎日続けてみよう。
 だってうまいもへたもわからないんだから」

「毎日続けていれば、
 きっと成功法則とか課題とか見つかりやすいでしょ」

そう思って。

そこから400日以上毎日更新することになるのだけど。


「ブログを不定期更新にしたい」
という人には二言目に続く言葉がある。

「だって満足できるものが出来上がらないから」
「こんなもの外に出しても大したことないし」
とかとか。

ぼくも完璧主義ですのでわかります。
ただそんなぼくでも、言います。
「毎日続けよう」


あのね、
それでなくても大して知名度のないぼくらのような人が目立ったり
それでなくても大して成功法則がわからない人間が気づきを得るには
40点くらいの出来でもいいから毎日こなすしかないわけですよ。


っていうか100点を分かった気でいるんですけど、
ぼくらの思う100点なんてきっとまだまだ10点くらいで
100点がなんたるか分かってたらとっくの昔にうまくいきまくってるんですよね。


最近読んだ本
『徹夜しないで人の2倍の仕事をする技術』
にいいことが書いてあった

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私はそこそこ美味しく、飽きの来ないラーメンを毎日提供する日高屋のようなマンガ家でいたい。凝りに凝ったラーメンを作ろうとして、「今日は納得いく味にならない」といって店を休む「こだわりのラーメン店」など、客にとっては迷惑なだけだ。

商売の原則として、まず店を開けて商品を並べること。そうして初めて、客が来て評価をしてくれる。カッコよく見えたり、才能をひけらかしたりするよりも、私にとっては「毎日店を開けること」が重要なのだ。

そう、世の中に出して、他人の前に出して、
初めて評価を受ける。

だから、1回目に評価までに時間がかかりすぎることは
それだけ評価のチャンスから遠ざかるわけで、ぼくもオススメはできない。

だからぼくもどんな質でも、とにかく毎日毎日更新したわけで。
そうしたらやっぱり読む人増えるんですよね。

いまのぼくを見てくださいよ。

月1更新ペースになったら読まれる数3ぶんの2くらいになりましたから。
自分で言ってること体現しちゃいましたから。へへ。



一回でやめちゃう人


あとですね、
何か初めても1回やってやめちゃう人もいるんですけど、
それももったいないなと思うんですよ。

ぼくにとっては1回目の提出って、
評価されて、その反応から学びを得てうまくいくための
ヒントをもらう大切な機会だと思うんです。

なのに、やめちゃう。

「ああ、私にはこれ、向いてないんだ」
とか分かった気になって、やめちゃう。

だからね、向いてるか向いてないかなんて
1回目で分かったらとっくのとうに成功してるから。
っていう。


だから続けるんです。
1週間なら1週間
1ヶ月なら1ヶ月
1年なら1年
とにかくそれまでは続ける。
向いてるか向いてないかなんてその後に
お茶でもすすりながら感慨に浸ればいいじゃんと。

ぼくのブログも最初の方なんて全然読まれてなかったけど
SNSなどで流しているうちに一人、また一人、と読んでくれて
その人たちの反応見ながら書き方とか、ネタとか変えてったなあ。





せっかく「挑戦しよう」と思えたんだもの
その勇気って、きっと何者にも勝ると思うんです。
だったら許される限り転がり続ければいいと思うんですよ。


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