「ひとりじゃ何もできない」の大嘘
やりたいことがある。
けど、まわりの助けやら環境がなかなか良くなくてできない。
だから、やりたいことがまた一つ消えていく。
それでいいやとだんだん思っていく。
ブラックサンダーの動画を編集して改めて思ったこと。
「ひとりだからやらない、なんてことはない。ひとりでもやるから、ひとりじゃなくなる」
ちょっとだけね、あんなおバカさんの動画を通して、真面目なことを。
あの動画は、たくさんの人の力で撮ったんです。
けど、みんながいないと撮らなかったかと言えば、そうではありませんでした。
大学入学当初って、
ぼくは何をやるにしても、周りの出方をうかがっていました。
頭の中にやりたいことはあるんだけど、やらない。
ひとりでやるには、あまりにも大きなことだったから。
ただ、
「やってみよっかな」
と、まるで二度寝しようとした自分を勢いよく布団を投げ飛ばして起こすがごとく、
意を決して「ええい!」と行動に起こしたあのとき、
気づけばいろんな人が「自分もやる」「それ面白いね」と近づいてきてくれることに気づくに至ったんです。
「やってみると、集まって来るもんだなぁ」
ぼっちで人見知りのぼくが、やっと気づかされた瞬間でした。
ぼくが好きな歌手に「グースハウス」というグループがあります。
彼らは一人一人のうまさもあるんですが、何よりも、みんなが一緒に歌っている姿が楽しそうで、エネルギーがあって、素敵メロディになるんですね。
そんな彼らの合言葉に
「ひとりでも飛べる、でもみんなとならもっと飛べる」
ってのがあるんです。
一人でもできるんです。
みんなとならもっとできるんです。
ひとりじゃできない。
ではないんです。
深い…
あと、TEDの動画にも多くの人が賞賛するこんな動画あります。
たったひとりのアホが社会運動を起こす過程を描いた、短く、でもインパクトのある動画です。
人間、言ってしまえば、どこかで人の助けが必要になると思うんですけど、
やっぱ根っこで「ひとりでもやったる!」というエネルギーが、「助けたる!」ってエネルギーを寄せると思うんです。
「ひとりだからやらない、なんてことはない。ひとりでもやるから、ひとりじゃなくなる」
あ、そう言えば、大先輩に企画を持ってったときも
「これ、自分ひとりでもやる?」
って言われて
「やります!」
って言ったら
「よし、一緒にやらしてくれ」
ってやりとりあったなぁと今思った。
「みんながいないと」
って気持ちは、
「恥」
という破ってしまうと薄氷のようにもろく、
けど、破るまでは恐ろしいほどの厚みに感じるものなのですね。
やっぱ定期的に「ひとりでもやる」を貫いていきます。
いや、適度に恥は感じつつ、ですけど。
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