「やるべきことがなかなか始められない」そんなときに効くフヌケ僕が27年間で編み出した5つのコツ
なかなか始められない。
この依頼された仕事の原稿、
書こう書こうと思ってるのに、
やることリストに入ってるのに、
気づけば7日間放置している。
時間あれば、できると思ってたんだけどなぁ。
よし。
不器用なぼくでも、最近やっとこういうときにどう乗り切ればいいのかわかってきて。
どこか行ったことのないカフェに行く。
そこでコーヒーを飲みながら、関係する資料やらメールをダラーっと眺める。
そして目の前にノートを広げて、2,3やるべきことをノートの隅のほうに書きつけて出て行く。
27年間生きてきて、やっとなかなか始められないことと闘う方法。
ここには、ぼくなりに考えた5つのポイントがあります。
lemon in the cup / Clara T S H
1. 場所を変える
まずは、いつもの場所では、やらない。
どこか違う場所を探す。
たとえばカフェ。
お高い場所じゃなくていい。いつもとは違う場所であれば。
いつもはマックだけど、今日はドトール、みたいな。
ただ、ちょっとだけじぶんがワクワクする場所にする。
ワクワクする気持ちが、やるべきことにワクワクする自分を作る。
これは、今までやったことないことの扉を開けるには
いつもとはちがう場所という「外の状況」を変えることで
じぶんの気分という「内の状況」も変えることができるから。
これは、論文に取り組む中で気づいたこと。
2. ネットは開かない
場所に移ったら軽くスマホ、なんて思ってはいけない。
ここは聖域、出るまでは外部の情報を入れない。
これは
外部の情報を入れることで、やることが新しく出てくるから。
例えば、
SNSのコメントやLINEに返信しないと、とか。
あのウェブページチェックしたいな、とか。
とにかく「通知」を生み出すものは一切シャットダウン。
さっさとネットにつながらない端末と、ノートを広げる。
3. 「ながら」で始める
「やらなければいけないこと」ほど、
「しっかり始めないと」とぼくは思っていて。
しっかり時間を確保して、しっかり机の前にしっかり座って
「いざ」
という掛け声とともに始めないといけない!と。
けど、そんなことはなかったのです。
むしろ、スタートは「なあなあ」にしたほうが、ストレスなく始めることができて。
食事をとりながら始める。
音楽を聴きながら始める。
ドライヤーをかけながら始める。
生活のなかでいつも何気なくやっていることと、セットでとりあえず始めてしまう。
そうすれば、気持ち的な負担がそれほどなく始められる。
これは、「カレーを食べる先輩」に教えてもらったことです。
4. 「書く」よりも「眺めよ」
まず、はりきって何かをつくることから始めない。
資料とか、関係文面があるなら、それを眺めることから始める。
何かを生み出す、あるいはそれに取り組むということは、
ぼくは簡単にやることリストに書いちゃうんですけど
じつはけっこうな労力で。
発想というのは、文字を見ればわかるように、
「発」という字をつけるくらいだから、
「出すもの」というよりも、「出るもの」。
それは大便とおなj(自粛)
いきなり「アイディア出せ」「つくれ」ってのは、つらい。
だけど、何かを眺めることなら始めやすいし、そうすればなんとなく出てくる。
次回予告をして終わる
時間いっぱいになって、店を出る必要になったら、
やることをノートの隅っこに、今思いつくものを2個ほど書く。
「何を、どうする」
という書き方で。
それから、タスクリストのアプリ「Wunderlist」に入れる。
これは「ツァイガルニク効果」というのを利用しているんです。
「途中効果」ってやつですね。
人間は、きれいに終わるよりも、中途半端な状態で終わった方が、またそれをやりたがる。
という性質を使ってます。
ドラマの次回予告とかそうですね。
せっかくやるべきことに取り組んであれやこれやと出てきても、
また次回重たい腰をあげないと始まらないならしんどい。
だから、次回「やることがあるよ」と具体的にじぶんに予告することで
次回以降は、軽い腰をあげるだけで済むっていうスンポーです。
***
長居する必要はないので、ここまでやれたら店を出る。
むしろ長居しない方がいいとすら、ぼくは考えています。
だって聖域だし。ダラダラやると疲れるだけでやりたくなくなるし。
人間、生きてりゃ腰が重たくなるときもある。
重い腰なら重い腰なりに、どうやってどっこいしょするのかって大事ね。
2015.11.24 Apple Storeでイベントです。
この記事を読んだらこちらも気に入っていただけるはず
スポンサードリンク