「上司・先輩たらし」になるには、わざとメモる
上司の機嫌を良くするとか好感度を上げるために。
「うそやん」
「ほんとだって」
それはぼくが
じぶんが無愛想だから、働いていてもあまり好かれる方ではない
という話をして、友人がアドバイスをしてくれたとき。
「上司の話は、わざとメモると好感度が上がる」
けど聞けば、なるほどと思う。
「メモる」は「おきにいりに入れる」
友人いわく、ただメモるだけではダメなのだと言う。
そこに必要なのは、
プラスアルファをじぶんから聞いて、さらにそれをメモると効果があるらしい。
「Aさんの仕事のコツってなんなんですか」
「仕事のコツ?んーあえて言うならこれこれかなあ」
「なるほど(メモる)」
(おお、こいつ…)
こんなふうに。
どうしてこれが高い効果を生むのかということを考えてみた。
それは、相手の目で見て分かりやすい「興味ありますよ効果」を生むから。
メモるということは、例えばTwitterで言うところの「お気に入り」みたいなもんで。
「読み返します」
「あとで使います」
「共感しました」
そういうことをリアルであらわすこと。
逆の立場で受けてみると分かるんです。
これがなかなかに心地が良い。
じぶんの話がメモられるということは、
「その話、大切だと思っています」ということをかたちで示されるわけで。
これ、コミュニケーションする上でめっちゃ好感度上がる。
で、どうしてプラスアルファのことをじぶんから質問しないといけないかと言うと
仕事上で大切なことは、「メモをすることが当たり前だ」と思われているから
そこでメモったとしても、たいして大きな効果は出ないからということ。
だから「こだわり」とか「苦労」とか、そういう「いつもは聞かない、けど大事なこと」を聞いて、メモをする。
二人の間にクッションができる
この手法を実際に使ってみると、それほど目に見えて効果があるとは言えません。
なんか次に瞬間から昇進とか、期待された仕事を任されるとか。
そういうことはない。
けど、やってみて感じるのは、
明らかに二人の間に流れる空気が良くなるということ。
なんとなくありますよね。
「あ、いま雰囲気良いなコレ」と思う瞬間。
あれがやってきます。
そうすると、
ちょっとしたことでカリカリされたり、
とばっちりを受けたりすることはありません。
たとえるなら、二人の間にクッションができてくる。
*
もちろん、これは
メモを取ることを否定する上司に対しては、
全くといって良いほど使えない。
けど、そうでもない限りは、十分に効果が出る。
世の中不公平と思ったりもするけど、
結局世の中人間の感情が接点だから、こんなもんでもあるわけです。
***
なんだか騙してる感じでイヤでもあるけど、まあぼくは詐欺師なんで
こうやってまずは形から入ったって、良いとは思う。
人生を、かっぽしよう
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