行き詰まったときは自転車のカゴの中のこの虫と同じ
先日の夜のこと。
1日の予定をすべて終えて、自転車に乗って帰ろうとしていたときのこと。
自転車のカギを開けて、ふっとカゴの中を見ると、虫がいる。
かまわず自転車を動かすと、びっくりしたらしく、虫は逃げようとしてカゴの中を飛び回る。
ぼくも逃がそうとして、けど虫が苦手だから触れず、自転車を動かしながら必死に
「そっちじゃないよ」と虫をカゴの上に誘導して逃がそうとする。
しかしなかなかにこれが逃げない。なにしてんの。
必死に逃げようとして慌ててはいるのだけど
カゴの上がガラ空きだということに全然気づいていなくて、もう必死。
必死すぎて、間抜けすぎて、なんだか笑えてしまったのです。
人間も、おんなじだよなあ、と。
じぶんの身近なところに慌てふためくようなこと突然ふってきて
必死でなんとかしようとするんだけど、ぜんぜん目の前はひらけない。
けど、あんがい、
上から見てみれば抜け出せる方法なんて肩すかしにあうほどたくさんあるもんで。
ダメなときほど「これしかない」って思いがちで
そういうときほど「これもあるよね」って思いたい。
まあたしかに、今までの人生いくどとなくあったなあ。
だれかのひとことで胸がスカッとしたり先が見えたり、
たまたま観たテレビ番組でヒントをもらったり。
最近はすこしずつ、あれ、あれ、とうまくいかないこともあり、
いつもだったら見逃してしまうようなカゴの中の虫に、そんなことを思ったりしたんだと思います。
行き詰まったとき、上から見れば、上を見れば、意外となんだってありだ。
人生を、かっぽしよう
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