集客できないと悩む人へ。まず企画が「人生の分岐点」になりますか?
企画したのに集客をできない状況はつらくて不安なものです。
集客できないとずーーーっとグダグダ悩んだりグチ言ったり不安になったりします。
けれど、そんなぼくを変えてくれた言葉・考え方を今回は紹介します。
叱られた僕
「だって3人しか来ないんだよ?」
その日ぼくは、
集客状況のよろしくないイベントを前にため息をついていました。
予定は10名来るはずだったイベント。
ぼくは知り合いに相談とグチをこぼしました。
しばらくグチを言い続けていたぼくの話を
友人はコーヒーカップを一定のタイミングで口に運びながら聞いています。
しかしある程度聞いたかと思ったら口を開きこう言うのです。
「人来ないでショックなのは分かるんだけどもさ、もう〆切も過ぎているわけでしょ。
だったら来てくれた人の満足を考えたらどう?」
そう言われてショックだったのと同時に
今まで見えなくなっていた隅っこのほうを照らされた気がしました。
あなたの企画を人生の分岐点にする
ぼくはそのとき、来ない人のことばかり考えて、
来てくれるひとのことは一切考えなくなってしまっていたのです。
これってとても失礼な話ですよね。
ある意味、相手のことを単なるお金を払ってくれる人と考えていたり、
「自分これだけ集めました」っていう自己顕示欲のための道具としか捉えていないということ。
「来てくれた人の満足を考えたらどう?」
こう言われたぼくは、「満足」って何だろうと考えました。
それで、ピンときた言葉がありました。
それが「分岐点」ということだったのです。
満足だけでは甘いのです。
人生の分岐点を作り出すくらいの真剣な気持ちで企画を作らないと、
どこかで質に妥協をしてしまいます。
分岐点意識による別の効果
そしてこの考え方には別の効果もあります。
意識の切り替え
まず、切り替えができるようになります。
集客できなかったものはしょうがない。
あとは、分岐点になるかどうかの勝負だ。
と切り替えることができるのです。
人生の分岐点になるような企画にしようというような、
内容の質に注目するような考え方が欠けていると、
集客という数で見えてしまう結果にばかり意識が向けられてしまいます。
注意するところを変えると意識はまるで別物になります。
実は一番の宣伝になる
また、長期的に一番の宣伝になります。
なぜなら人生の分岐点になるような企画には熱心なファンができます。
熱心なファンはやがてまた別の人を連れてきます。
当然です。その人は人生の分岐点を経験したのです。
それほどの経験をしたのなら、同じような人間を見たとき、
損得抜きで一生懸命世の中に広めたくなるでしょう。
このように、今後の集客を考えても戦略的な面でもこの「人生の分岐点意識」は大事なことです。
単なる使えないキレイゴトではありません。
まとめ
集客よりも、自分の企画に対して「来てくれる人の人生の分岐点になるか」と問いかける
分岐点をつくる意識により、意識の切り替えができ本番の質を上げることに集中できる。
分岐点をつくってもらった参加者は、強力な応援団となって、あなたのイベントを紹介したり、リピーターになったり、情報をくれたりする。