文章と遊べば、文章書くのがうまくなる
表現すること
文章を書くこと
苦手意識を持つ人は多いですよね。
書くことが嫌いなわけではないけれど
上手かどうかで言ったら
それはまた別の話で
日々悩むことも多いわけですよ。
僕だけじゃなく、よくみんなが学校に通っていたあたりの話。
ふっと退屈な授業中に
気に入った曲が頭の中から離れなくて
その言葉を机に書いたあの日。
心躍らせた小説のあの文章が忘れられなくて
その言葉をノートに書き続けたあの日。
最近
どうにも頭から離れないとっても良い歌詞があったので
思わず久しぶりに机に書いてみた。
すごい懐かしい感じがした。
やっぱり言葉やそれで自分を表現するのが好きなんだと
改めて感じたわけです。
ああやって机に言葉を書き連ねていた日々が
勝手に表現することを考えさせていたのだと思う。
良いなあと思った人の文章は真似して書くと
どんどんしみこんできて
自分の一部になります。
勇気を出させたいなら、自分が勇気をもらった人の文章を。
やるせなさを出したいなら、自分がやるせなくなった文章を。
金閣寺の文章ひたすらに書きまくったっけ。
そういう模写を続けていたら
受験生に向けて書いてきた文章を
読んだ受験生から
「涙が出て、プリントアウトしてもってます」
って言ってもらえた。
それを聞いた僕のほうが涙が出そうになったから
たぶんその子のほうが表現センスあるんだと思います(笑)
そうやって
書くことで頭や手にしみこんだ言葉が
僕の頭や体を通って僕を表現する。
表現するためのスキル
それも必要だと思うけれども
良いと思う文章を書いたり、読んだりして自分なりに色々転がしてみる。
文章を書くことが好きになり、得意になる秘訣だと思う。