僕とファシリテーションの運命の赤い糸
今でこそ、
佐藤大地はファシリテーションをやっている
という見方をしてもらえるようになったけれども、
ほんの1年とちょっと前までは
まだまだ今みたいに研修やコンサルの仕事なんて来なかったし、
自分の身近でも
「ファシリテーション?何それ美味しいの?」
て言う感じだった。
僕がファシリテーションというものを強く意識し出したのは
アルバイトで苦境に立たされた時だ。
そのことについては今回は触れないけども。
その前からコミュニケーション自体には興味があった。
今回はそのときの運命の赤い糸の話。
今、僕が売りにしている合コンコミュニケーション論にも深く関わるのだけど(笑)
その時はファシリテーションなんて知らずに
ただ「場を盛り上げる力」を探していた。
合コンを楽しみ、楽しませるために(笑)
図書館で本を探す日々ですよ。
合コンを楽しみ、楽しませるために(笑)
そのときに
ある一冊の本と出会った。
それは「対話する力」という
ファシリテーションの権威である堀公俊さんと中野民夫さんが
ファシリテーションについて対談するという面白い本だ。
「対話」という言葉に惹かれた僕は
図書館にあるその本を手に取った。
全てはそう、合コンを…(以下略)
けど、その本は入門の本ではなく
すでにファシリテーション何たるやを分かっている人が読む本なので
ファシリテーションについて何の知識もない僕が読むにはちんぷんかんぷんだった。
「何これ?ファシリ…テーション…?あ?」
僕はよく分からない医学書の類でも読んでしまったと思い
その本を書棚に戻した。
それから数年先
多くの人の力を合わせて相乗効果を生み、チームのパワーにテコ入れするスキル
ということでファシリテーションの存在を知った。
それで、ファシリテーションについての本を読み漁った。
その流れで堀さんと中野さんの存在を再び知ることになり
お二方の本も読み
「対話する力」に再び出会うことになった。
もちろん、その時は
既に一度その本を読んでいることなど忘れていた。
けど、読んでいるうちに
デジャブのような感じがした。
「なんかこの本、前にどこかで……」
そして、以前合コンを盛り上げるために
その本を手に取った時を思い出した。
堀さんにお会いした時に
そのことについて話した。
「堀さんがもう一度僕を呼びもどしてくれたんですね」
と言ったら笑ってくれた。
一度読んでわけが分からなくて読まずに終えた本に
もう一度出会うってそんなにあることじゃないし
僕の経験上、他にはない。
なんだか、ファシリテーションと運命の赤い糸のようなものを感じたけど。
まあ、一度目は合コンのために君と出会ったんだよ。
なんてことは内緒にしておこうと思う
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