人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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糖質を摂って泣いたこと、ありますか

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減量が終わって、一番食べたいのは何かって考えると「卵かけご飯」だった。
ラーメン!とかケーキ!とかなるかと思ったんだけど。

https://www.evernote.com/l/ACZToWK-Sl9GeJ3F0_MKeN4jsLBIeLLhva8B/image.jpg


本当にこれは試して欲しいんだけど、糖質を徹底的に摂らない状態で久しぶりに糖質を摂ると、

泣く

もう本当に。
箸が止まらず一定のリズムを刻んで、ちょっと笑って、そして、泣く。

こういう経験はいいなぁと思う。
日常の一個一個が感動に変わっていくってのは悪くない。
いつもどれだけ自分が日常を粗末に扱っているかと反省する。

誰かが言ってたけど、「足りない」を知るから欲しくなって、欲が憧れを生み、憧れが人を動かすのだろうな。そして満ち足りると満足する。けど、明日には月の満ち欠けみたいにまた欠けていく。
だからこそそれが生きる原動力になっていく。

あと「足るを知る」って考え方がある。古代中国の思想家、老子の言葉だ。
『山川哲学』にはこう書いている。
「足るを知る、満足することを知るという知足の教えである。もちろん満足してしまえばそこで終わり、つねに自分に満足せず、より高みを目指す、これも生き方である。しかし、つねに飢え渇いた飽き足らぬ心には、何か空しさの風が吹き込むこともある。時には今の自分の生活や仕事、今日という一日に満足を知る心をもつことも大切なことである。大きな災害が起こるたびに、我われは日常の生活のありがたさを思い知る。ありがたいとは、有り難い、一見月並みに見えても、その背後ではいつ訪れるかもしれぬ危機にさらされ、めったにありえないという意味である。その日常の有り難さを心に留め、日々の生活に感謝し、満足することも幸せの条件である」

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いつでも手に入るものは有り難いとは思わない。
足りないを知るからありがとうって思える。だな。

日々の生活、本当は卵かけご飯で十分満足なんだろう。

毎日の中で気づかないけど有り難うだらけだ。ありがとう。


人生を、かっぽしよう