自分のやりたいことからブレないためにノートができること
「あれ、何したかったんだっけ?自分?いつの間にかこんな季節になってた」
こんな風にぼくはけっこう自分のやりたいことが気づくとブレます。
自分が次やるべきことがきちっとわかっていて、しっかりと自分が目指す姿に近づけたら…。
それは僕が常日頃、一生懸命考え、取り組んでいることでもあります。
それはノートを見返すことだと思います。
ノートだけじゃなくて過去を振り返れば良いのだと思います。
今回、イベントでちょうどそんなセッション(ワークショップ)を
みなさんと一緒につくり上げる機会をいただいたので、そんな話をしてみようと思いました。
僕がブレないように実践していること
僕が実際にやっている方法を紹介します。
僕は一週間のうち土曜日は必ず先週土曜日からのEvernoteのノートを見返すようにしています。
僕の場合、Evernoteにはとにかく何でも入っています。
メールも、画像も、アイディアも、調べたことも、勉強したことも。
見返しながら、「ああ、このときにこんなこと知ったんだっけな」「ああ、こういうことやりたかったんだ」と思い返します。
そうすると、一週間も立つと行動がだんだんブレ始めています。
そこでそもそも自分がやりたいことを見つめ直すきっかけになりますし、さらには一週間のうちに自分がどれだけ前に進めたのかということのチェックにもなります。
そして、むこう一週間で自分がやるべきことをできるだけ具体的に書き出します。
もしも当初自分がやろうとしていたことと違うことをしていたらそこは軌道修正します。
例えば、資格試験勉強をしようと思っていたのに、気づけば料理作りにハマっていたりして、そのときは「資格に受かるために毎日5時間勉強する」とか書き出すわけです。ノートに。
できるかどうかではなく、どうしたいか、で書くようにするのがコツです。
で、今度はその目標をその一週間、毎日朝に見るようにします。
そして一週間たった土曜日にその目標がどれくらいできたかをチェックします。
これを定期的にやります。
一週間、一ヶ月、一年。
そうすると、やっていないひとよりもずっと初志貫徹できます。
うまくいくかいかないか、というよりも決めたことに対して意識し、行動し、挑戦することがまず大事なんです。
だって、ブレていたときの自分は、決めたことすら忘れていたわけですから。
過去を振り返ることはネガティブなことではない
過去を振り返るってネガティブにとらえられていたりするじゃないですか。
けど、僕はそうは思わなくて
この先と一緒に過去を振り返るとむしろ自分がやるべきことが見えて来たりするんですよ。
人に絶望はつきもの。
絶望と一緒に後ろを見ると、
触れられない過去は
どんどん自分を弱くする。
逆に
絶望と一緒に前を見ると、
触れられる未来があるぶん、
少し力強くなれる。
佐藤ノート№3 『繰り返す5月病』 - 人生かっぽ — 佐藤大地のブログより
だからむしろポジティブなんです。
「ああ、あのときああしようと思っていたな」
「ああ、あのときここに行ってこんなことかんがえたんだったなあ」
そんなことを思い出し、あの頃に戻ってみると
もういちど決意みたいなものが戻ってくる。
そんな感覚になります。
そうすると、自分がいま本当にやりたいことはなんなのか見えてきます。
そういうノート1ページをいつでも持ち歩きたいものです。
一緒に明日の1ページをつくりませんか
7/13にEvernoteDaysというイベントが開かれるんです。
僕はアンバサダーとしてセッションをします。詳しくはタイムテーブルをご覧下さい。
Evernote Days 2014 Tokyo
ぼくのセッションに関してだけ言えば、Evernoteを持っていなくても、知らなくても
ワークショップに参加できるようにしています。
みんなで一緒にノートや画像フォルダ、メールフォルダなど、とにかく過去をふりかえって、いまに帰って来て、そこから何が見えるのか思い思いのことを書き出し、語り合える時間にしたいなあと思っていますので、一緒にそういう時間をつくりあげませんか。
ノートを見て、自分のことを考え、語る。
単純なことのようで、とてもワクワクするんですよ。
自分には未来がいっぱい広がっているのが、すごくいきいきと感じ取れる時間なんです。