役に立つ知識?大事なことは役に「立たせる」ことであって役に「立つ」ことではない。
こういう記事がありました。
「そんなの覚えてもなんの役にも立たない」←じゃあ役に立つ知識って何?:スモーキーのチラシの裏 - ブロマガ
ゲームなんか何の役に立つの?
という質問。
ぼくはそんな頻繁にゲームをやっているわけじゃないですけど、それでもやるときは異常にハマるので、「なんでそんなことずっとやってんの?」て言われるし、逆にずっとゲームをやっている人をちょっと冷めた目で「そんなこと読むなら仕事術の方法読んだほうが有意義だ」と思うこともあります。
けど、ぼくがゲームから学んだことは実際たくさんあります。
自分のモチベーションを高める方法や、我慢すべきところはどこかということ、人のプレイからまなぶこと、効率よく得たいものを得る方法などです。
大事なことは、役に立つかどうかではなくて、役に立たせりゃ良いんです。
ゲームをどう役に立たせるのか
具体的にどう役立てるのか。
例えば、僕はゲームをするときに
「このステージまでにこういうレベルになっていたい」「こういうワザを使えるようになっていたい」などと思いながらプレーします。
そこから「逆算すると、ここでこのアイテム手に入れとくべき」みたいに考えられるようになるわけです。
これは、ビジネスや勉強でもとても大事な「逆算思考」そのものですよね。いつまでにどうなっていたいかというビジョンをしっかり持って、逆算して、じゃあ今どんなことをすべきかと考えるわけです。
そして自然とそういう癖が付く。
やってるときに役立つかなんて分かることのほうが少ない
いまやっていることが「点」だとすると、その点が「線」になるかなんてその時点では分かんない
なんてことをどっかのスティーブさんが言っていました。
まさにそうで、やっているときは役に立つか立たないかみたいなことをあんまり考えていないこと多いです。カリグラフィーの講義がコンピューターに役立つなんて考えない。
けど、それが役に立たないからやる意味はないかと言えばそうでもなくて、世の中のことは何かしら通じていると思うわけです。だったら経験してから、それを他にも通じる知識に変えてしてしまえば良いのだと思います。
役に立つかどうかではなくて、面白そうならやってみて、そこで頭に入れたことを楽しみながら他に使うようにしたい、とぼくは思います。