人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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置かれた環境が不満なとき、人は「クレナイ族」と「ミセル族」に分かれる

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早いもんで、フリーターから企業に入社し、2年が経とうとしています。


上司は何もしてくれない
会社は何もしてくれない。
親は何もしてくれない。
恋人は何もしてくれない。
そういう不満は、どこにでもあるもんで。

ぼくが専業フリーターだったときから、
まわりにはそういう 「クレナイ族」 の人がいっぱいおったのを見ておりました。

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やれ役所はこうだとか
やれ大人はこうだとか
やれ法律がこうだとか。

置かれた環境が悪いとかルールのせいにするのは簡単で。
けれども、 その環境やルールはだいたいのところ
自分が勝手に想像で決めたものだったりする。

きっとこうなってるはず。
どうせこうなるはずがない。
どうせ無理。
どうせ無駄。
なんていうふうに。

不満を伝えるべきとこに伝えたところで動かない。
怒られる。
恥をかく。
とかうじうじ言う。
けど、

こういう「クレナイ族」はある意味賢い。だって
そういう恥とか怒られるとかいった未来の損を
自分で計算して
欲しい結果という未来の不確実な利益を捨てる。
ある意味で自分なりの損得計算の結果の
合理的な判断だと思うんですね。
ただ、
そうしている間は結局のところ状況は良くはならない。
ずっとストレスのある環境は変わらないし、愚痴は続く。

良くなる可能性はたったひとつで
「ミセル族」が現れて状況を切り開いてくれること。

「クレナイ族」ではない彼ら「ミセル族」は
変わらない得よりも
変わる得のほうが大きいことを知っていて
「きっと状況をこうしてみせる」 と勇気を持って、動く。
ミセル族の武器は3つほど。
「相手の大切にしていることを考える力」
「要求を伝える力」
「バカ真面目にやり続ける力」
こうして、状況は変わる。

もしも、自分が状況を変えたいのなら2つに1つで
ミセル族が現れるのを待つか
ミセル族になるか。


複数の仕事を並行する「パラレルワーク」を本格的に始めて、ぼくも2年目。

だんだんと環境が慣れて来て、勝手に自分なりに環境やルールを決めつけてしまうけど
ぼくとしては、ミセル族でいたいと思い続ける人生です。


人生を、かっぽしよう