1日10冊読み、3日で1冊の本を書く方法
「1日10冊読み、3日で1冊の本を書く方法」
そんな方法手に入れたら
毎日どれだけ生産的に過ごせるだろう!
今回はこの本を読んで
考え、学んだインプット&アウトプットに関すること書きます。
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これを読むときに僕は
速読術のようなものや、コツ
そして
どうやって文章のネタを作り、ストックし、そしてアウトプットするのか
流れが具体的に書いているのだと思っていました。
この本、僕が愛読している
Ko’s styleさんで「読みたい」とされていたので
それなら、と僕も読んでみました。
ただ、前述したような
具体的な方法論ではなかったように読み取りました。
具体的な技術が書いてあると言うよりも
少し抽象度の高い著者の価値観が、著者の体験談と一緒になって書いてある。
ひとまとまりも結構短めで、ブログ記事を読んでいるような印象です。
なんだか「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」にも似たページ構成ですが
その本よりも具体的ではないので
今日からすぐに具体的に実践できるってわけではないですね。
要するに
どんな気持ち・価値観をあなたは優先していきますか?
という話に思いました。
そしてその答えとして
本書全体を貫いていたのは
・さっさとやってしまう方法
そして
・過去を振り返りすぎない方法
というものでした。
何をやり、何をやらないのか
それを決めたらさっさとやってしまう。
そんな感じにも聞こえました。
このスピード感って結構成功者の人たちは持ってるんですよね。
例えば与沢翼さんの「秒速」って考え方も
(最近何かと話題ですけどね)
「決めたらさっさと修羅のようにやる」という考え方ですね。
それでは、本書を大きく分けて
インプット、アウトプット、コミュニケーション
という項目に分けながら見て行きます。
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インプット
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「読書したものは捨てる」
捨てると決めることで速く、深く読めるそうです。
深く読めると言うところは理解できました。
「もう捨ててしまうんだ…」と思ってしまうからですね。
けどだからこそ速く読めるというところには疑問を感じました。
だからこそ、失ってしまう怖さ故にゆっくり読んでしまうのではないでしょうか?
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アウトプット
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下書きなんかしないでさっさと清書をしてしまう。
というところが一番印象に残っている。
読者としては
そんなことして失敗したら怒られるのでは?
と思うが
そこで失敗したとしても、それはそれで学びになる。
だって大きな恥って忘れないから。
だから冒頭にはどんどん恥をかけ、という旨のことが書いてある。
この恥と言うリスクをむしろプラスに考える哲学は見習いたい。
また
筆者はとにかく提出回数・量が多い。
例えば
3個考えろと言われたら30個考え提出する。
明日提出しろと言われたらすぐに提出する。
相手の決めた基準や締め切りを上回ることを大事にしているよう。
こういう100%の求めに応じて120%の仕事をしようという姿勢は
見習うべきものがあります。
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アウトプットをすることでインプットが生まれる
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著者が本を執筆する際と新しい着想を得るときのことについて書かれた部分で
インプットとアウトプットで大事にしていることが書かれている。
深く呼吸するときのコツは
吸うことと言うよりも
深く吐くこと
という旨の記述。
とにかくアウトプットする際は
出し惜しみをしないで
一気に出す。
そうすると
一仕事を終え読書をしているときに
また新たな着想が出てくる。
この部分には強く共感できることがある。
アウトプットをすることで
人は今まで自分が気にもしていなかった
言葉をはっきり意識するようになる。
アウトプット、つまり主張をすることで
読書やニュースなどの情報を見る際に
自分と似たような主張、関連する主張、反対の主張に反応するようになる。
僕の好きな言葉のひとつに
「受信無くして発信無し」
というものがあるけど
まさにこういうこと。
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コミュニケーション
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筆者のメールはものすごく短いそう。
「原稿拝受」
などのように基本件名で要件を済まし
本文は何も書かないまま送ることが多い。
こうすることで
他の誰からのメールをいの一番に開いてもらうことできる。
ただし僕は
これは編集者と著者の関係だからある程度成り立つのであって
マネージャーのような人との感情的な関係を重視する役職には
このまま真似してほしくはないです。
筆者も「冷たいととられるかも……」
と書いているように
自分がやっとの思いで報告した案件に
件名だけの報告が返って来たら
「やっとの思いでやったのに……」
と思ってしまうから。
スピーディーさを重んじるのは良いですが。
だから、要件をだらだらと述べるのではなく
ある程度件名で伝え
本文で相手を慮った一言を添えるのはどうでしょう?
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価値観から変えるなら読んでも良い本
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全体としては
インプットとしての読書術や
アウトプットのネタ作りの方法や中身作りを
いかに素早く行うかというよりも
インプットやアウトプットをするために
時間に対してどんな意識を持つのか
そしてどんな価値観を大事にして
何を選び、何を捨てて大胆に行動して行くのか
そのモチベーションをもらえるきっかけになります。