ぼくは「農家をスターにする」方法と生き様を学んだ【おすすめKindle本 限定セール】
農家から世の中を変えたい。変わるはずだ。
なんとかしないといけないと思うけど、どうしたらいいんだろう。
けれど
世の中ってどう変わるんだろうか。本当に変わるんだろうか。
そう思って、どうしても実感できない人に目の前に広がる現実の可能性を見せてくれる本
ぼくがこの方の話を聞いたのは、このときでした。
仙台で開かれたTEDの派生イベントTEDx。
この動画の会場にぼくもいました。
それまでなんとなく「農という分野で何かできないだろうか」という思いをはっきりと言葉にしてはっきりと行動にしている話を聞き、圧倒されビビッときたのを思い出します。
高橋さんは、はじめは新聞社につとめようとして、ひょんなことがきっかけで政治家を目指すことになり、無謀な挑戦から一度は議員になるものの、それから「一次産業」と「雑誌」を組み合わせて、今では「食べもの付きの情報誌」=「食べる通信」を発刊しています。
その葛藤がかいま見えるのがこの本。
『だから、ぼくは農家をスターにする 『食べる通信』の挑戦』
本書は2016/02/10の1日限定Kindleセール対象商品(単行本1200円→499円)
それまで「農」というものが大事だと思っていたけれども、なかなか手が出せずにいたぼくだったけれど、高橋さんの言葉に、なんとなくぼくが抱いていた思いがピタッとくっついて、ぼくの言葉のようになって。
そうか、それでいいんだよな、と、ぼくはぼくなりに農業に近づくようになった。
そのあらわれのひとつに、2015年にあった大規模な水害があった。
そこでぼくは援農という形で農業にすこし関わることになる。
『「食っていく」ということが、農業に挑戦してちょっと分かった気がした』
ぼくはこのときはじめて田んぼに入り、そして田んぼの楽しさと大変さを知る。
けれど、そのときに実際にじぶんの五感で「農」を感じ取ったことで、ぼくは高橋さんの語っていることを深く深く理解でき
以前に社会を変えたいと強く願ったときに勇気をもらった本を紹介したけれども、
この高橋さんの本は、方法論も含め、そして農業という一見して入りづらい雰囲気のなかで、高橋さんがなぜそこまで入り込めたのか、その人柄も含めて書かれている。
たべもの付き情報誌だからこそ起きた苦労
炎上騒ぎになったFacebookコミュニティ
CSAという新しいコミュニティの挑戦と苦労
「リーグ制」という雑誌のかたちを通してどうやって活動を普及させるか
実は資金的に厳しかった実情
成功というよりも、苦労のほうがしっかりと書いてあるので、なんだか勇気が出てくる。
そうか、そうだよな、そりゃ失敗もするよな、と。
そうして今もまさに、高橋さんや同じ方向を向いている人たちが頑張っているのかもしれないな、と勇気が出るんです、この本。
本書は2016/02/10の1日限定Kindleセール対象商品(単行本1200円→499円)
人生を、かっぽしよう