人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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よしやるぞ!とズボラな僕でもすぐ行動できたシンプルなコツ

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前回の記事でビジョンからいま自分ができることを考える
つまり、理想に対してどうやって行動を考えていくか、ということを前回の記事でお話ししました。





それでは、今回は


決めたことを確実に実行する方法


です。


と聞くと
「えっ具体的な行動まで考えたから後はできるよ」
と思うでしょうが


違いますよ皆さん。
考えられること

行動できること
は違うんですよ!


これやったらおもろいやんけ〜
って思ったこと、今まで皆さん全部実行できてますか?
おそらくできていないんじゃないでしょうか?


そういう僕はできてません(きっぱり
考えることはできてもねぇ
もう体が…もう…
ね。
こんな風に色んな言い訳してやんなかったりしますから。


部下をお持ちの方でも
約束したことが実行されない!
なんてことけっこうありますよね。



けど、それを実現できる方法があります。
考えたことをしっかりと行動に移す方法です。


で、前に述べたように、ずぼらな僕もこれを教わった時にとても楽になった覚えがあります。



では、何をするか?


行動のハードルを下げること


です。


このことを
タスクブレーキング
(「タスク=やること」を「細かくする=ブレイクする」)
とか
ベイビーステップまで落とす
(「赤ちゃん=ベイビー」ができる「段階=ステップ」にする)
とか
言いますね。


だから具体的な行動にすることでしょ???
って思う人、もう一息です!



では問題
「メールを送る」という行動のハードルを下げてみてください。





はい、解答例
・パソコンの電源を触る
・電源を押す
・待機
・マウスを持つ
・ブラウザまでカーソルを合わせる
・クリックする
・待機
・メールアイコンにカーソルを合わせる
・クリックする
・待機
・メール新規作成ボタンにカーソルを合わせる
・クリック
・待機
・送信者の欄にカーソルを合わせる
・送信者のアドレスを入力する
・本文の自己紹介を書く
・伝えたい要件を書く
・都合を聞く分を書く
・締めの言葉を書く
・送信ボックスにカーソルを合わせる
・クリック
終了


こんな感じです。

ちょっとびっくりしたんじゃないでしょうか?

ここまで分けるのか?と思いませんでした?
分けるんです。


ここまで分けると、結局自分の行動がありありと想像できるわけですね。
そうすると、めちゃくちゃ具体的なイメージトレーニングができます。


人間、よく分からないものほど恐怖を感じて行動しないという選択肢をとります。
それはたった「メールを送る」ということでもそうです。


行動をしないのは
「労力がかかることを分かっているから」
というよりも
「どれだけ労力がかかるかを分かっていないから」
ということのほうが強く影響しているように感じます。



■本日の重要点
・「考えること」と「行動に移すこと」は違うことを認識する
・行動計画を行動に移すには行動のハードルを下げる必要がある


■これを読んだら実行すること
・目標から行動に落とした具体的な行動をひとつ書き出す
・その行動のハードルを下げて項目を紙に書き出す
・まずはひとつ実行する


今回の内容は

行動科学マネジメントの石田淳さんの著書
『教える技術』

行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術

の中に特に行動のハードルを下げる具体的な方法がとても分かりやすく書いています。
石田淳さんは、行動科学という難解な理論をとても実践的で分かりやすく教えてくれるプロです。


また小倉広さんの
『やりきる技術』
やりきる技術―最高のパフォーマンスを生み出す仕事のきほん
の中には、目標を立ててから、目の前のことをひとつひとつこなして行く大切さがマラソンの喩えを使って書いてあります。
また、ベイビーステップについても自身の経験を交えて分かりやすく書いてあります。

それらを今回は僕なりに活用してみました。


特に『教える技術』は
具体的にどれくらい細かく分けるのか
ということが例がついて書いてあるので
圧倒的に分かりやすいです。


また、最近出た本で
『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』
先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫)
という本もありました。
こちらにもタスクブレーキングの方法が書いてあって、とても薄くて読みやすいと思います。



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