ここまでの1.2で「チャンスとは何か」「チャンスをつかむために必要なこと」を見てきました。
この2つの
「チャンスをつかもうという気持ち」
「チャンスを見つけるための知識」
を持っていると段々と色んなものに当てはめ始めますし、色んな事に気付きます。
ノーベルを受賞した田中耕一さんの有名なエピソードをご存知ですよね?
簡単に言うと、田中さんは実験中に混ぜる予定でなかった物質同士を混ぜ合わせ、言わば想定していた工程では失敗してしまったわけですが、その混ぜ合わさった結果から世界的な物質の発見をしました。
このエピソードではその偶然による素晴らしい発見をしたラッキーマンである田中さんですが、もっと注目しなければいけないのは、田中さんがその実験結果を見て、発見であると気付いたことです。
皆さんは間違って混ぜ合わせた結果の物質を見て「新発見だ」なんて気付きますか?僕は化学に疎いので気付かないと思います。
そう、ある物事が素晴らしい発見なのかどうかは、この場合では「発見したいと言う気持ち」と「発見に気付く・あるいは発見ではないかと気になるための十分な知識」が必要なのです。そのどちらがなくてもいけません。
みなさんも幼い頃から色々なことに時間を費やしてきたでしょう。
好きなことがあるでしょう。
確かにその未知のプロがいると思いますが、2つの大事なことを持っている人は少ないと僕は思います。
なので、ぜひその2つを持って日々チャレンジしていけばチャンスをつかめいない人はいないと信じています。