人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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なぜあの人だけやりたいことやアイディアが出るのか? 2

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1では
「チャンス」ってそもそも何?って話をしましたね。
では、チャンスは平等だ、と良く聞くこのことばについて考えていきたいと思います。


2.チャンスは平等なのか?

チャンスは平等です。

成功していく人と言うのはチャンスをつかみ取っていく人だということ。


ただし、ここでとても大事なことがあります。
チャンスをつかむには
「チャンスをつかもうという気持ち」
「チャンスを見つけるための知識」

の2つが必要だということです。


「チャンスをつかもうという気持ち」
と言うのは、シンプルに「自分を生かす機会があるはずだ」と思って世の中に目を向けることです。
とてもあっけないことのように思えますが、実はこれを持っただけで世界が180度変わることもたくさんあります。

僕の例をお話ししましょう。かつて上司に「広告の勉強なんて、歩けばコンビニだったり看板だったり、世の中にたくさんあるんだ」と言われたことで世の中に向ける目がかなり変わったことがあります。これはまさに「チャンスをつかもうという気持ち」を持ったことで、こちらから世の中を観察する気持ちになったということですね。


もうひとつの
「チャンスを見つけるための知識」
と言うのは、喩えて言うならば、「虫眼鏡」のようなものです。あるものごとを見た時に、「どこに注目するか」ということなのです。

これも具体例で話した方が良いですね。
例えば株価について書いた文面があったとします。これは知らない人が見ると単なる数字の羅列でしょう。けれども、株価のことを分かっている人が見ると、この会社は成長するな、とか、危ないな、とか思ったり、自分はどこの株を買おうとか、単なる数字から色んな情報を手に入れるわけです。
これは、「こういう数字は、こういうことを意味している」という虫眼鏡を持っているからです。これが知識の力なのです。

もうひとつ例をあげましょう。
例えば漁師さんは海の様子や空気の感じを見て「今日は漁をするには危ないな」とか「今日は大丈夫だ」とか判断します。けれども、海に対してずぶの素人、僕なんかそうなんですが、そういう人が海の前に立った所で海がどうだとかなんて全然分かりません。僕の漁師さんの違いは「海や空気のどこに注目し」「どうなっていると、どういうことが言えるのか」を知識として持っているということなのです。



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