PCでの仕事を効率化させる意外なひと手間
仕事を始めると同時にPCの電源を入れる。
今日はそうだな、これとこれとこれをやろう。
起動画面が動いている間に今日の作業の展望を考える。
最初は順調にスタートをしていく。
キーボードをたたく小気味良い音が心地よい。
2時間ほど経つ。
だんだんと疲れがたまっていく。
あれ、なんだもうこんな時間か。
え、こんなに進んでないのか。
自分結局何に時間を使ってたんだ?
けど、結構疲れたな。
疲れは確実にたまっているのに
振り返ると何をしていたのかいまいち思い浮かばない。
そのギャップがまた疲れを増進していく。
自分、効率的に時間使えないな。
朝のノっている気分とは違って
鈍い疲労と不完全燃焼感が広がる。
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PC作業が効率的に進まず疲れがたまる理由
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どうして毎日こんなに進まないし疲れるのかという理由を考えてみる。
PCを使わない他のデスクワークと違って
PC作業は明らかに、はかどらないとは気づいていた。
PCを使うときと使わないとき
一体何が違うんだろうと考える。
試しに一日の時間の使い方を全部思い返してみた。
自分の時間の使い方は何が悪いのだろう。
そうすると
ふと気づくことがあった。
作業と作業の間に休憩を挟んでない。
例えば
PCを使わない作業をしていると
使う資料だったりノートだったりをデスクに広げる。
するとデスクはその作業で使う資料でいっぱいになる。
一つの作業が終わるとその資料を片付ける作業が入る。
実はそれこそ大事なことだったと気づく。
ひとつの作業で使ったものを片付け
そして次の作業で使うものを準備している間こそ
自分がリフレッシュしているときだったのだ。
その時間で次の作業へと頭を切り替え
気分転換をして
また新たな気分で次の作業へととりかかっていた。
一件煩わしいように感じるその作業が
実は大きな気分転換だった。
それに対してPCでの作業のときはどうだろうかと思いを巡らした。
ひとつの仕事が終わると
せいぜいウィンドウの×マークを押すくらい。
しかももっとひどいときは
作業で使ったウィンドウがまだ別ウィンドウで残っていて
ブラウザも同時に開いていて
気づくとタブは10個くらいずっと開いている。
そうするとどうだろう。
朝からずうっと同じウィンドウやタブが開いていたり
見ている景色はPCの画面だけと
何も変化がない。
一日のうちにいわば場面転換がなく
切り替えのないまま同じように一日がすぎていく。
そりゃ疲れるし、進んだ気がしないわけだ。
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PC作業が効率的に進む方法
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けれど、PC作業を何とかして効率的に進める必要はある。
だったら
PC以外の作業でやっていたのと同じように
気分転換をきちんと入れれば良いんじゃないか。
そんなひらめきが頭をよぎる。
けどどうやったら気分転換をすることができるんだろう。
PCをいちいち片付けるわけにもいかない。
しかし、それに近いことはできる。
そこでノートPCの場合は
ひとつの作業ができたら
すべてのウィンドウを消して
もちろんブラウザも閉じて
ノートPC自体も閉じてしまうことにした。
最近のPCは起動も速いから
電源を切ってしまっても良い。
もしかしたらこのウィンドウ使うかも。
そういう気持ちは浮かぶかもしれないが
それで今まで失敗してきた。
結局使わないことのほうが多い。
だからまずは閉じてしまったほうが結局時間が効率化される。
保険をかけたいならURLをまた開けるようにメモしておいたりすれば良いのだ。
そう思ってぐっとこらえる。
デスクトップPCの場合は閉じる訳にはいかない。
だからPCを再起動してみる。
かなり時間がかかる場合もある。
しかしそのときは起動するまでに立ち上がって気分転換をしたり
次の作業の段取りを確認したり書き出してみると
あっという間にPCは起動している。
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一見時間の無駄のように見える片付けるという行動
これを取り入れていくとマンネリしていた仕事に
気持ちよくメリハリがついてくる。
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