人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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あなたの依頼が無視される理由

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誰かに仕事を任せる時にどんな任せ方をしているでしょうか?




先日、僕のセミナーでは
任せる力
と題しまして


どうやったら人にうまく任せることができるかという話をしました。




今回はそこではカットした話をひとつ。



皆さん急に

次の商品の企画案を出してくれる人間を来週までに10人集めろ


と言われたらどうしますか?




みなさんやってしまいがちなのは

「どなたか次の企画案を出してくれる人を募集しています!

こちらも切羽詰まってます!どうかよろしくお願いします!」

と、悲痛なメッセージを加えて訴えます。



このようなメッセージはいけません。


それは大量拡散に見えるからです。




では、どうするか?




ひとりひとりにメールを書いて下さい。

そして

しっかりと名前を入れてあげること。

どうしてあなたに頼んだかという理由を入れること。



確かに大量拡散はメッセージを広めること自体には効率が良いでしょう。

メールも、転送したり、CCなどで送れば拡散に1分もかかりません。



こう言う人もいるでしょう。

大量拡散だとしても、そこには心をこめた悲痛なメッセージが書かれている。

このようなメッセージを入れればきっと分かってくれるはずだ。




けれども

どんなに悲痛なメッセージを加えても

これに惹かれる人って言うのはごくわずかです。




考えてみてください。そして自分の身に置き換えてみてください。


世界の慈善団体がどんなに悲痛なメッセージを加えて

様々なことを呼びかけても

それに反応するのはごくわずかな正義感を持つ人たちです。


自分の身に置き換えてください。

通販サイトからのメールがあなたに来たとして


CCなどの大量に拡散されたメールと


「●●さん、あなたにオススメの商品がありますよ」

と書かれたメールではどちらが


その文面を見るでしょうか?


おそらく後者でしょう。


また

ティッシュ配りや飲み屋のキャッチを

何の罪の意識も無く無視できるのはなぜでしょう?



メッセージが自分に向けられていないから

見る責任、反応する責任が薄れているのです。





誰かがやってくれるだろう

と思ってしまうのです。






売れる通販サイトはこれを上手く利用しています。

商品をおすすめするメールの文面に必ず

送信者ひとりひとりの名前を入れています。








仕事を頼む時のメール文面も

しっかりと自分のことを伝え


あなた「で」いい

ではなく

あなた「が」いい

という気持ちをしっかりと伝えましょう。



そうすれば、相手も使命感を感じて力をかしてくれるはずですよ!










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