佐藤ノート№36 〜逆転への意志〜

「一日目が終わった夜に もしかしたらこの子は本当に 死ぬんじゃないか、と思った」 僕の母は 僕が二浪目のセンター試験の思い出を こう語る。 センター試験は まさに大失敗だった。 他の受験生より センターに力を入れてなかったから 「ある程度」できないだろうとは 予想できていたが それに百歩譲っても あまりに不出来…