佐藤ノート№7 〜友達は「孤独」〜

二浪目の昼休みに 毎日ずっと見続けた風景がある。 二階の開けた空間から見える、 一階の掲示板だ。 それを見ながら、 毎日いつも一人で おにぎり2個と 小さいタッパーに入れたおかずを 食べた。 予備校に知り合いはいた。 たまに話をしたり、 一緒に昼食を取ったりした。 だが、 大多数の日が 「いってきます」から 「た…