仕事ができる組織は トイレ掃除ができると思う
コンビニのバイトをするぼくは
トイレ掃除をしているときが
一番嬉しくて楽しい時間。
そう言うと
キレイゴトを言っているように
捉えられるのですが
嘘じゃないんです。
実はそこには母の言葉があって。
「トイレが汚いところは
良い仕事できない」
仕事の内容にないけど
自分の職場のトイレを
小一時間かけて掃除した。
そうちょっと誇らしげに話す母。
そういう話を聞くと
まだ働いたことのないぼくは
実感が湧かず
「なんで?」と
母の顔を見て
首をかしげたものでした。
その意味が分かるようになったのは
大きくなって自分もバイトで
働き始めてから。
自分たちで使うトイレに関しても
後に使う他のスタッフのことを考え
気持ちの良い状態に保つのは
別の仕事をする上でも生きて来ることだ。
自分が使った後の
流しの水滴を
無言で拭き取る上司を見て
そう感じたのです。
Homemade Blackberry Jam / Podknox
ぼくの働くコンビニは飲屋街の近くで
そのトイレの汚さと言ったら
ご察しの通りなのですが
それでもやっぱり好きでした。
あまりにも力を入れすぎて
「佐藤くん、いつまで
トイレ掃除しているの」
と何度も叱られましたが。
現場の臨機応変な動きを身につけたい。
そう思って
事務方のバイトを離れたのに
なんだかんだで
そういう裏方の仕事に
喜びを見いだしている自分がいて
笑ってしまいました。
トイレのような
一番お客さんの目に触れづらい
おもてなしの部分にまで
気配りができる人たちは
何をやっても気持ちの良いことを
考え行動できる。
直接には
何の価値にもならない仕事
なのかもしれませんが
それでも
明日のお客さんや
次に使うスタッフを想像すると
やっぱり楽しくて
なんか一人でにやにやしながら
ブラシを動かし続けたのでした。
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