やりたいことを邪魔するもの。そんなのは算数と同じ考え方をすればいい
2年前の日記が出てきたんですよ。
そしたら、こんなこと書いてて
やりたいことはたくさんある。
けど、いろんなことが邪魔にもなってくる。うまくいかない現実も出てくる。つまらないことも出てくる。
ただ、これって数学の条件式じゃん。
楽しまないと。
「数学の条件式じゃん」って、どういうことかと思うんですけど。
もうちょっと詳しく説明していきますね。
first asparagus / Muffet
たとえば、こういう問題がある。
★+◉=0 を満たす★と◉の組合せを答えなさい。
っていうのに答えようとするなら、いっくらでも答えはある。
どっちも0でもいいし、1と-1でも、2と-2でも1/2と-1/2でも√3と-√3でもいい。1,000と-1,000でもいい。
答えは、無限にある。
けど、ここに、条件が足される。
「★と◉は、-10以上10以下である」
1,000と-1,000は答えにはできない。
そしてさらに条件が厳しくなる。
「★と◉は、-10以上10以下の分数である」
整数は使えないから、-1と1なんかは使えない。
こうやって、条件が増えていくほどに、答えの数は減っていく。
ぼくらには「無ければ良いのに」ってことばっかりだ
こういうことと、同じだと思ったわけです。ぼくらの人生も。
何にも条件がないなら、答えは無限大にあるわけで、けど、条件が増えていく。やっちゃいけないことや、やりたくないことなんかのNGなことが増えていく。
彼氏欲しいいいい。
と言い回ってるくせに
頭のどこかでは「ただしイケメンに限る」とか言ってるわけで。
「就職早く決めたいいいい」「金欲しいいいい」
「ただし年収400万以上」
「水商売を除く」
とか考えてるわけで。
そんなふうにですね、知らず知らずのうちに条件を足してるわけなんですけど、やっぱそうしたら答えの数は減ってくわけで。
で、ぼくらの人生って結局のところ、どっかで不平等じゃないすか。
だってぼく高級住宅街住んでないし、小遣いってもらったことないし、東日本大震災受けてるし、英語圏に生まれなかったし。ぼくマイケルジャクソンじゃないし。顔濃いし。
何をもって平等かなんてのは、これまたたくさん議論されるところなんですけど、彼彼女にあって、ぼくにないもの、あるいはその逆なものってたくさんあって。
けど、かなしいかな、しゃあないところもあるんですよね。
こういうのは、条件式として受け入れていくしかない。
その中で、たとえ少なくても答えを出していくしかない。
というね。
そして、出来れば楽しみたいなと思ったんですよね。
答えが無限にあるって、つまんないというか、答える気すらしないというか。
だから、ちょっとくらい条件があったほうがいいなと。
で、条件たくさんあると答え決まりやすかったりして。
ぼく、マンガ『ジャイアントキリング』で好きな話があって、
世良(せら)って選手がいるんですけど、その選手、背も小さいし、スピードもないから、他の選手に劣るけど、監督のタツミはこういうわけです。
おそらく世良みたいな連中は、劣等感から始まってる。
できないことを消去し、出来ることだけを磨いてプレーしてる
…(中略)
そういう選手の頑張りがチームを強くするんだ。
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つまらないこと、できないこと、邪魔なこと、こうできたらいいなぁってこと、色々あるけど、それは、自分が答えを見つけ出す条件。
だったら、そこから、探さなきゃなぁと。
数学好きなぼくらしい日記でございましたなぁ。
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