こころが震える瞬間
絶対にライブなんか行きたくないって言っていたのに、
何でも行きたがる姉に連れられて、付き合いで行った。
それがぼくがライブにのめり込む瞬間でした。
今日は後輩のゴスペルのライブに参加してきました。
いいなあと思う。
こころが震える。
最初は、ライブで
一緒に手を振ったり歌ったりする感覚が
よくわからなくて、
全然面白くなかった。
もう少し小さいライブハウスに行った時
それが変わった。
すぐ目の前でいつもテレビで見ている人が歌っている感覚。
いつの間にか、ポツリポツリと声を出していた。
自分の声が、会場に溶け込んで、
ステージの人と一緒に歌っている感覚を超えて、
どっちがその歌を歌っているかわからなくなる。
それが、たまらなかった。
バスドラムの深く響く音が、
心臓マッサージをしてくるようで
アップテンポなリズムが
ぼくの身体を上下に飛ばせてくる。
どこにぼくがいるのか、分からなくなる感覚。
その場所で、ぼくなんていうものは一瞬いなくなって、
忘れられて、恥ずかしさもなく、
ぼくは音っぽいものになる。
それがたまらなく気持ちが良い。
どうしてCDじゃダメなの?
かつてのぼくはそう言ったし
今でもそう言ってくる人がいる。
ダメなんだよ。
とぼくは言う。
それじゃ音色がそこにあるだけだから。
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