犬好きが猫好きになって変わった人間関係「見返りなんていらない」
どうも、最近子猫に溺愛しすぎて溺れ死そうなぼくです。
Twitter見ている方なら分かると思いますが、生き物ってのは不思議なもので。
あっという間に変化していきますね。飼い主が
我が家にやってきた。
#子猫 pic.twitter.com/JN0YqOUGY1
— 佐藤大地 (@daichisato88) 2015, 5月 31
本日の #猫テロ
んきゅううううううぐふ pic.twitter.com/LoacZlko6z
— 佐藤大地 (@daichisato88) 2015, 6月 8
小さいって、正義 #子猫 #溺愛 pic.twitter.com/gZ7714FEBj
— 佐藤大地 (@daichisato88) 2015, 6月 2
あは、あは、あは、あは、食べちゃいたい!そんなあなたを食べちゃいたい!
#猫テロ pic.twitter.com/7hFyJhFyi6
— 佐藤大地 (@daichisato88) 2015, 6月 10
世も末ですね。
ちょっと話題は変わりますが、
子猫の世話もしていて、友人との人間関係についてのこんなやりとりを思い出します。
……
友人と飲んで二軒目。
けっこうお互いにでろんでろんになっていたのだけど、この話だけはやたら覚えてて。
「大地さ、猫と犬どっちが好き?」
「猫と犬?」
「おれ、最近猫のほうが好きなんよ」
はあ。
「ね、どっち好き?」
「え、猫」
「猫」
「うん、猫」
「猫ねえ。…大地、猫のどこがすきよ?」
「え、かわいいじゃん」
「かわいい。かわいい。……ちがうな、あさい」
「何が」
「かわいさぢゃないよ。猫はね、猫はさ、勝手じゃないか。
それを見てるのが好きになれないなら、まだまだでえす」
意味がわからなかった。全く。
けど、
最近になってやっと分かるようになってきた感じがあります。
犬は応えてくれるもので。
そもそも犬が多くの人に飼われるようになったのは、
人間に忠実な動物だということも理由のひとつ。
自分に従ってくれる。
呼べばしっぽをふってくれる。
なでると喜ぶ。
だから、自分が好かれていることにすごく快感を得ることができる。
かまって欲が満たされる。
それに比べて猫は。
猫っていうのは全然言うことを聞かない。
基本的に勝手に遊んで、勝手に寝て、勝手にじゃれてる。
こっちが触れに行こうとすると逃げる。嫌がる。
勝手なくせにかわいいふりしていろんなものをねだる。
欲しい時にねだる。
で、またどっかに行く。
本当に勝手だと思うんですね。
そう、人間にいたらきっとイライラしている。
以前、人生の分岐点になった51冊にもあげさしてもらったのだけども
漫画『ラストイニング』では、人間を動物にたとえて分類したわけですが。
ラストイニング(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)
- 作者: 中原裕,神尾龍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
「人間を扱うにはな、D、C、Mって三種類に分けると都合が良いんだ」
D=Dog=犬、C=Cat=猫、M=Monkey=猿
その中で、能力は高いけども、一番勝手で曲者なのは「猫タイプ」でした。
「自分勝手で自由気ままなC……能力は高いが自分のペースでしか動かないタイプ」
犬みたいな人は、自分にとってものすごい好ましい受け答えをしてくれるし、自分の思い通りになるし、全然想定外のことも起きない。
ぼくも以前は犬のような人が好きで。
組織でも交友関係でも。
勝手なことされると嫌だったんですね。
自分の想定外のことが起きることがたまらなく嫌だったし。
こんなにしてやってんだからちょっとくらいなつきなさいよ、みたいに他人に対しては思ってたけど。
お好きにしなさい。
ここで見ているから。
で、まあ好き勝手にやってもらってるのが楽しいんですね。
それで良い。
別にこっちに寄って来てもらわなくても良い。
人間も、猫も。
で、これってどうしてかなって思うと
気持ちが逆転したんですよ。
誰かを従えるとか従えられるとか言うとおりにするとかさせるとか、
ちょっとどうでも良くなってる感じあります。
「自分報われたい」みたいな感覚とか
「自分が主人だ」みたいな感覚とか
そりゃ全くないって言ったら仙人だけど
ちょっとお腹いっぱいです今っていう感じなんですよ。
そんな感じだろうかなあと思うんですね。
もうちょい今後この
「世界の中心を誰かにゆずる感覚」
みたいなのは深く書きたいなと思います。
まあ、けどかわいいね、猫。
***
あの日、友人が言ってた猫好きの感覚が分かった気がしたので、
しみじみしながら「最近、猫好きになったよ」ってLINEしたら、
あいつそのこと忘れてやがったよ。
この記事を読んだらこちらも気に入っていただけるはず
・『大切な人へのイライラから解放されるには「期待感」をぶん投げる』
・『年老いた一匹のネコの死がいつもよりも悲しくない』
・『人間関係がラクになる。僕が大学生活6年間で後輩から教わったこと まとめ』
・『紹介します。厳選本51冊で僕の大学生活6年間を振り返る』
スポンサードリンク
この記事を気に入ったらいいね!
スポンサードリンク
書いた人のTwitter見てみる
Follow @daichisato88
Facebookフォローで情報受け取る方はこちら↓