病だ。息継ぎばかりする。
これは、病、だと思うのです。
息継ぎばかりしてしまう、病。
気付けば、色んなアプリの通知を
数秒単位で調べているぼくがいるんですよね。
はやく酸素が欲しい
と言わんばかりに
上から下へと引っ張り続ける。
一番上あたりをぐいっとひっぱる。
すると
くるくるくるくると回り続ける。
通知が来ない。
閉じる。
3分後に、開く。
自分が本当に意味のある存在であるか知りたくて
誰かに必要とされているか確認する。
そしてそれがすぐできる。
だんだんと
対して苦しかったりキツくもないのに
やたらと息を吸うようになって。
前は、きっとこんなに
息継ぎが頻繁じゃなかった。
SNSが無い頃は
良くも悪くも
もう少しだけ、
世の中は認めてくれなくて
作文コンクールを頑張るとか
マラソン30日続けましたとか
皆勤賞ですおめでとうとか
もうちょっと長く潜って
やっと息継ぎできたんですね。
ながぁくながぁく潜っているときは
自分が頑張っていることなんて
だぁれも気にしていないように感じられて
そのくせ周りは違うことにちやほやして
くそう、と思っていたりして。
けれど
そうして長い間潜ったあとで
水面に出て行くと、
感じられる空気のありがたみのように
世の中がすごく認めてくれる。
ぼくはそれがたまらなく快感でした。
そりゃ認めてくれない世の中も
辛くて辛くてたまらないけど
ぼく自身もう少し長く潜れるようになれば、と。
そもそもそういう人間だったんだろうけど
技術って人間性に拍車をかけるもんですね。
関連する記事
とても寂しかった。そのゼリーが。 - 人生かっぽ — 佐藤大地のブログ
はてブコメント簡単でもいただけると参考になります↓
毎日複数記事アップ中。このブログをフォローする。