人肌恋しい?「おでんを食えばいい」と彼は秀逸なことを教えてくれた
秋。人肌恋しい。恋しすぎる季節。
友だちがアドバイスしていた解決策が面白すぎて、けど的を得すぎていて、今でも忘れられない。
「おでん食えよ。食ったら大丈夫だよ」
という突然の解決策に、驚きを禁じ得ない。
ちょうど、秋頃の話。
「どうしても人恋しくなるときあるよねー」
「だれかに連絡したくなるー」「わかるー」
みたいな話を女性としていたときのこと。
目の前の友人(男)に相談してみると、彼は「そんなの」とでも言うように言った。
日頃からよくわかんない解決策を出すことで有名な彼。
このときもそうで、
「おれは寂しいときおでんを食うんだ。食ってから寂しがるようにしてんだ」と。
「けど、そうするとだいたい寂しさなんて消えてんだ」
「おでんは神。おれを癒してくれる」
「みんなおでんを食えばいい。おでんは世界を救う」
と豪語していた。
そのときはめっちゃ笑っていたけど、あとあと考えるほどに
なるほど、あれはあれで的得ていると思う。
*欲が満たされないときの判断は危ない
だれかに連絡したくって、
けどそんなのじぶんの弱さだよななんてこと分かっていて、
けど分かっちゃいるけどやめられないんだよこっちは、みたいな。
それが人肌恋しさの魔力。
性欲とはちがうのだけど、この人肌恋しさは頭でどうこうできる問題でもなかったりもする。
「食って寝りゃ、だいたいのことは治るよ」
とは、よく聞く。
そこからは、本当にアホみたいに働いた。 大学はまだ行こうとは思えなかったけど、バイトは先輩がシフトをほとんどかぶせてくれて、週5くらい働いた。 働いているうちに、働くことに一生懸命になって、終わったら疲れすぎて、眠い。 「はい、これ食って寝ろ!」と先輩がおごってくれた食べきれないくらい惣菜を食べる。 ちょっと悲しくて、ベッドで泣く。けど疲れて、寝てる。 次の日が、来る。
別れを引きずりダメになる彼女。救ったのはバイトの先輩がかけてくれた一言 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ
食欲、睡眠欲を満たせば、だいたいの悩みは消えていくよね、と。
男性には賢者モードってのがあるのだけど、まあそれもこの中に入るでしょうね。
逆に、お腹が空いていたり、眠かったり、ムラムラしている
そういう欲が満たされないときって
人間は判断を冷静にできないから、感情に流される。
わいてきた感情を、止められないで行動にうつしてしまう。
だから、彼の言うような「おでん戦法」は的を得ているな、と。
べつに、おでんじゃなくても良いんだと思うんです。
満たされる食べ物を食えってことなのかなって。
しっかりとお腹がふくれるくらい。まんぞくになるくらい。
そして、からだにあったかさが染み渡ることが大切なのかなと。
からだが満足するって、大事なんだなと。
***
ふとした人肌恋しさを感じたら、まずは欲をじゅうぶん満たしてから、そっから考えるようにする。
ちなみに、彼は
「餅きんちゃくと、厚揚げとがんもがおすすめ」だそうです。
人生を、かっぽしよう
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