何だろう?絶対にシェアしたくないものってのは?
シェアしたくないものってのは何だろう?
と最近よく思ったりする。
カフェとか行くと、特に思う。カメラを持つ手が止まる。
ちょっと前までの時代。
携帯にカメラがない時代
SNSがない時代
シェアできないというか、していないものって言うのはたくさんあった。
それが、気軽にシェアできるようになった。
だから、どんどん自分のものをシェアしていく。
他人の入った場所が手に取るように分かる。
「あ、この前Twitterあげてたよね」なんていう風に。
自分から自分をプライバシーのない存在に変えてゆく。
ブログを毎日書くぼくのような人間ならなおさらで。
身の回りのものごとをどんどん画像に撮り言葉にするから、
どんどん周りにある触れたものを発信して解き放っていく。
ほとんどが「ネタ」となり、誰の理解も求めなくて良い部分は少なくなる。
そうすると、
自分が大切に取っておきたい、
自分だけのものにしたい、
そういうシェアしたくないものって何だろうな?
いや、そもそもあるんだろうか?
ってことを考える。
それこそが、何か自分が自分であることを物語る上で大切なもののように思うから。
そうすると、ほんの少しだけあることが分かる。
ぼくの場合は、ある場所で、あることをするときに、湧き上がる感覚は、それだ。
これは、人によっては違うと思う。
何かものを触ったとき、食べたとき、叩いたとき、いろいろありそうだ。
思うに、
シェアしたくない、つまり自分だけのものにしたいものっていうのは
きっと自分だけしか分からないだろうなという恥ずかしさでもあり
分かられてたまるかという意地でもあり
それゆえに、大切なものなのだろうなあ。
そんなこんなでGWも『人生かっぽ』をよろしくお願いします。
だいたいのことは、面白くってシェアしちゃうんですけどね。
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