有名人に拡散された話
別に特別AKBが好きなわけでも、小嶋陽菜さんが好きでもないのだけど
最近Youtubeを見漁っていて、素直にいいと思ったところを書いた。
こじはるのすごいところってあまり知られてないけど、テレビとかファッション雑誌とかで「マネキン」として使われるだけじゃなくて、きちんと自分のアパレル作ってYouTubeで生き方を情報発信して「つくる側」に回ったこと。
— 佐藤大地🐘 (@daichisato88) February 8, 2020
これはれっきとした起業家 pic.twitter.com/0xUy60yMrw
これが小嶋陽菜さん本人に「いいね」された。
最近のTwitterは自分がよく見ると人がいいねをした投稿が
「〇〇さんがいいねしました」というように、
自分のタイムラインに流れてくる。
結果的に、めちゃめちゃ拡散された。
拡散された。やった。
という話が書きたいわけじゃなくて。
しがない会社員で青森の豪雪地帯に住む31歳独身男性がつぶやいたことが、
日本人の多くがその名前を知っている本人の目に止まるということだ。
実はこういうこと自体は以前にも何回かあった。
サラダ記念日で有名な俵万智さんとか。
だから、ぼくは「たかが自分の書くことくらい」
と思って有名人に向けた気持ちを害すことを書かない。
彼らはタイムラインをけっこう見ている。
自分の名前やら愛称やら著書名やら作品名で検索して。
そりゃそうだ。人間だもの、彼らだって。
ともすると
ぼくらはちょっと前の感覚で、有名人がまだ
ブラウン管の向こうの世界にいるかのような
あちらとこちらでガラス一枚隔たりあるかのように勘違いして
ネットの世界でも届かないと思い、気持ちを吐き散らかす。
でも、届いている。
SNSの登場で、以前よりもずっと悪口は人を殺してしまう時代になった。
韓国でも、つい最近芸能人が自殺をしたのだけれど、
一説によればSNSの痛ましいほどの書き込みだった。
誰かが問題を見つけるとそれをさらす。
それを誰かが拡散し、また拡散され、罵詈雑言を書き、雪だるま式に増える。
そういう正義の斧が振りかざされるのを見ない1年は、ない。
逆に、だ。
良いことだって、届く。
こんなにいい時代はないと思う。
昔は読んでるか読んでないか分からないファンレターを書いていた。
それが今は思った瞬間に本人に届けられるようになった。
こんなに奇跡のような世界に生きている。
言葉を届ける仕組みが早く大量に送れるようになったのだから、
ぼくらの誰かへの感謝や愛情を届けようとする気持ちも
より早く、より大きくなってもいいと思う。
それは身近な人、有名人、関わらず。
ちなみに、
拡散されたツイートにさらに多くの目に触れて欲しい情報をくっつけると
より多くの人に見てもらえるってんで
今ぼくがよく観ていて癒されている一人前食堂の紹介をしたら
これもやっぱり一年前食堂のまいさんご本人にいいねしてもらった。
バズったということで宣伝しようと思ったけど、何もないので最近お気に入りのYouTubeチャンネル「一人前食堂」は可愛すぎて癒されるのでオススメしておきます。https://t.co/pENnqehAgE pic.twitter.com/orpijkGnrT
— 佐藤大地🐘 (@daichisato88) February 8, 2020
おかげで自分のブログを紹介するのを忘れており、
あわてて紹介したんですが、ぜんぜん見向きされませんでした。
人生を、かっぽしよう。
感謝や尊敬や愛情を伝えると、自分もそういう感情があふれる。ぴーす。