並みの自己啓発書よりも免許更新でもらった交通教本のほうが役に立ちまくる件
運転免許証の更新に、行ってきたわけです、先日のこと。
5年間無事故ですからね。はは(どや)
まあ待ち時間が長いやらなんやらで
「行きたくないなあ」と思いがちな免許証の更新。
しかしとうとう、なかなかに重い腰を上げ行ってきたわけですね。
で、免許証の更新って言えば運転講習を受けるのが義務付けられているんですが
これ、読んでみて、驚きと発見の連続でございました。
まあ、大変失礼なもの言いになるのかもしれないのですが
運転講習ってちょっと身が入らない。
周りを見ても、一生懸命耳を傾けている人ってそれほどいない感じ……
けれど、
もはや大学院も卒業したことですし、じぶんから学びにいかないと学べない現状。
「目の前に来たものはとりあえず楽しんでみよう!」精神を心がけるようになったのでね、
今回は全部暗記したろかくらいの勢いで立ち向かいましたよ。
ええ、ノートまで取ってやりましたよ。
そしたらですね、
運転講習で配られた交通教本を見たらですね。
なんとまあ、
驚いたことに、
並みの自己啓発本よりも良いこと書きまくってるんですね。ええ。
まずこれ。
いつも計画通りいかない人へ → 危険を予測する能力
これまさに、計画を実行して成功させるための考え方ですよね。
じぶんで何かを成功させようと考えて見通しを立てたときに、落し穴にはまらないための考え方。
自分に都合の良い予測をするのが「だろう運転」
自分にきびしい予測を立てて準備するのが「かもしれない運転」
とあります。
例えば
じぶんで目標時間をかんがえるとき
「こんくらいの時間ありゃ間にあうだろ」
と甘い予想を立てて、結果的に時間全然間に合わん!ってときありますよね。
あと例えば
「これはここにあると思ってたのにどうして用意されてないの!」
みたいな楽観的な見方しちゃうとき。
ぼくも今後はちょっとでも「こういうことありうるな」と思ったら
「だいじょぶだろ」なんて思わずちょっと検討してみたいと思います。
つぎこれ。
ケアレスミスの多い人へ → 選択反応時間と誤反応
「選択反応時間」とは
何かを見たり聞いたりというさまざまな刺激を受けたときに、
それに合った反応をするのにかかる時間。
例えば運転でいうと
道路を飛び出してきたボールを見て、すぐにブレーキを踏むまでにかかる時間。
実際にこのデータはどういう実験をしたのかというと
青・黄・赤の信号のどれかを50回それぞれ点灯させて
青ならアクセルを踏み、黄ならアクセルを離し、赤ならブレーキを踏み込む
という反応をみたもの。
見てもらうとわかるのだけども
年をとるほどに反応が遅れている。
それから、「誤反応の数」
反応したけども、意図した反応とは違う反応が出る回数。
注目すべきは30代が1番正確に反応していること。
若すぎれば反応は早いけど手もとが狂いやすいし
高齢になっても反応は遅く手もとが狂いがち。
つまり、思わぬミスをしやすい。
文字を打ち込んだりとかのケアレスミスも多くなる。
じぶんのちからを過信せず、ゆっくり確認することもだいじだと教わりました。
***
運転教習の本が、あの世界最高の頭脳集団とおんなじこと言ってる
っていうことは、以前の「雲・雨・傘」の話を使って決断力の話をしたけど
今回改めて読んで
いや、
やっぱすげえわ、運転免許証センター
みなさんも次回の免許取得・更新の際はぜひチェックを。
人生を、かっぽしよう
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