人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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面白い。僕の中で「結婚1年 更新制」っていう熊谷真実さんの結婚観が話題に【結婚1年更新の意味】

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「うちは一年ごとに契約更新の仕組みなんですよ」
と聞いてびっくりした。


これは。
好き嫌いはっきり分かれそう。


目次

あ?結婚を一年ごとに更新するだと…?

gummy-bears-1
gummy-bears-1 / Sunshinee14



昨日、テレビ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』をぼけーっと見ていたら


回答者の熊谷真実さんが
「うちは一年ごとに契約更新の仕組みなんですよ」と。

http://iwiz-talent.c.yimg.jp/o/talent/images/talent/201511/25/w93/w93-1069-151125.jpg


で、「あん?」と耳に引っかかってしまいました。



一字一句覚えていないので、書き起こせませんが、だいたいの内容を説明すると
一年ごと結婚記念日に、来年は婚姻関係をどうするかという話をして、続けましょうとなったら「よろしくお願いします」という流れ。



もちろん周りの人たちから「えええ」という声が漏れてました。


ぼくも「ほお。おもしろいなあ」って。


熊谷さんの結婚暦を見てみると
1980年に劇作家のつかこうへいさんと結婚。
1982年に離婚。
2012年に18歳年下の書道家・中沢希水(きすい)さんと再婚。
という流れ。


これは推測だけれども、
熊谷さんには、一度離婚も経験したりとか、年齢も重ねてきての再婚だから枠にとらわれない結婚感があるのかな
って思います。



で、まあ、この結婚一年更新制。
他はいないのかなと調べてみる。


そしたら


調べてみたら、いた。

Ginger Gummi Bears
Ginger Gummi Bears / Accidental Hedonist


調べてみると、一般の方でこの「1年結婚 更新制」をやってるひとがいて。


komachi.yomiuri.co.jp

毎年、夫婦でお互いの評価をしあいます。
良いところも、改善してほしいところも、
お互いが存分に主張しあうのです。

しかもやり方も具体的だったので、ちょっと見てみる。

プレゼンテーション

結婚記念日の1カ月前くらいから、
相互にプレゼンテーションの準備を進めます。
改善要求を1つあげるためには、
相手の良いところを2つあげることがルールです。
感謝を2つして、1つ改善要求ができるのです。

改善要求と宣誓


そして相手からの改善要求には
「努力します」と誓うのです。


すごい。株主総会みたいだ…


これ、ぼくがやるとしたときの良し悪しを考えてみました。


メリット:「あたりまえ」がなくなる

83
83 / allison.hare


もしもじぶんが1年契約制になったら
結婚という意味について、一生懸命考えると思うんですね。

で、結婚相手としての最大限の努力をし続けようとすると思います。
プロ野球の助っ人外国人みたいな。

だらだらと、ずっと一緒にいても
たぶん私は慣れてきて、
なあなあになってしまうと思うのです。
なので、毎年、区切りをつけていきたいのです。

結婚する意味って、ずっといると見えなくなってくる。
そうすると、相手への配慮欠けたり、これくらいやって当たり前みたいな態度したり。

本当は、なんでもかんでもあたりまえじゃないのに。

それが、一年更新だと向き合う良い時間をつくることができる。


日本の場合だと、どうしても男性が強くなりがちな家族内の関係になりがちなので、
やっぱり女性は「これくらいしてほしい」と思うのかなあと。

この話を同僚(独身男性・既婚男性・独身女性)にしたら
かなりの不評でした。
しかし既婚女性(結婚10+ 件10年以上)の方々からは
かなり好評でした。

デメリット:間違った見切りをつけやすい

Guilty pleasure
Guilty pleasure / melanie.lebel94


人間って、ずっと続けているものに対して価値を感じやすい。
だから「せっかく続けてきた関係だし」ってことで、
ちょっとやそっとの不満は許せると思うんですね。

別れやすい仕組みを作れば作るほど、もっと別れやすくなってしまう。

それは、今まで別れたいと考えていた人はおろか、今まで別れなかった人も別れる。


現状維持ってある程度必要だと思うんですよね。
現状維持の中で考えられることもあるから。


「しょうがない、つきあってやるか」という状況であれば、
ある程度の、というかある程度以上のことも「水に流したろう」って心を広く持てる。


しかも、その近辺の気持ちで決めちゃいがちなんじゃないかなと。


例えばぼくのブログ記事で言えば、
いちいち記事末尾に「読者解除しますか?」って書いて読者ボタン置いたら、
ちょっと面白くなかったら解除しやすくありません?

置いてなければ、「今日も読んだな」くらいで済むものを。


読者解除しますか?

やめて ごめんなさい。



現状維持って大事ですよ。

惰性って「何もない」からマイナスに捉えがちなんですけど、
「現状維持」って考えれば十分プラス。
だって、現状の分はあるわけですから。
今から積み重ねたいこととか、今積み重なってないものばっかり見ちゃいがちになるのは気をつけたい。

まあ、そういう意味で「相手の良いところ2つあげる」っていいと思うんですね。

ゆっくり長ぁく感謝する時間も必要。




 ***


これって考えたら、恋人バージョンだと「恋人会議」のことかなと。


ただ、そんなに意思表示を迫るんじゃなくて、向き合う時間を確保すればいいような気もするけど。

こうやって感謝しあえる夫婦さんもいるわけだし。


でも損切りって考え方からしたら、正しいのかも?


少なくともぼくは、したくないかな。
全然会ってない結婚生活は良いんだけども。


人生を、かっぽしよう
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