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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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社畜になる?夢を追う?そうじゃなくて「第3の働き方」があるんじゃないかい? 【モジュールワーク フリーランス 仕事】

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うわー社畜とかマジ勘弁だわー。
自由にどこでもパソコン一台で仕事したいわー。
毎日満員電車にゆられずにアーティストとして生きていきたいわー。

黒服として働くもある日オムライスを食べた人が感動してくれたことをきっかけに料理人を目指すという初夢を見たぼくです、どうもこんにちは。


今回は「お悩みボックス」にこういう内容をいただきました↓


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就職するべきか、夢を追いかけるべきか。
私は大学4年生で、4月からの就職先が決まっています。しかし夢を追いかけたい気持ちもあり、就職するか迷っています。就職しなかったら生活は不安定になる、それどころか生活していけるかどうかもわからない。しかし就職したとしても、いつかは辞めて夢を追いかけるつもりでいます。

(22歳 女性)


今回のお悩み。


たしかにそうですよね。


「夢」を追うのか。「現実」を追うのか。

なんか、身を切る感覚ですよね。半分。



ちょっと考えるんですけど。

よく対比されるこれらって、
「食っていけるか、食っていけないか」
ってことなんですよね、この裏に隠れているのは。



きいてください。


ぼく、昔は起業にすごく憧れを抱いていた時期があって、就職したら負けだと思っていたときがあります。
スーツ着て就活したとき泣いたレベルです。ひ弱ですよ、ああそうさ。

だってぼく、中学校の三者面談で「将来のアンパンのファストフードチェーンを開きます」って言ってたくらいなんですよ。
ミスタードーナツをマジで叩き潰そうと思っていたんですよ。


そんなぼくがですね。大学・大学院時代にはある程度夢を追って挑戦してみたものの、力不足を痛感。

「就職」「食わなきゃ」ということが目の前にやってきました。


もうですね、挫折でしたね。
溶けそうになりました。


けど、いったん起業ってものにしがみつくのをやめて。
で、いろんな選択肢をもう一回ちゃーんと並べてみて。



見えてきたのは、


企業に入ったとしても夢までは死なないと思うんです。


むしろ叶いやすくなるってさえ思っていて。


じぶんでヒトモノカネの調達とか人脈作りとかしたら、ものっすごく時間かかるんですね。


難易度AAAランクみたいな、もんのっっっすごい難しいゲームをいきなりやることだと思ってるんです。ぼくは。



だって学生で月30万以上稼いでるこの八木くんだって「いったんベンチャーで働きます」とか言ってんですよ。

www.jimpei.net

いまブログ貼り付けるために「やぎ」ってググったら第3位だったよ、他のヤギ差し置いて3位ってどゆことこわい。



けど、企業だったら、ヒトモノカネもある程度揃ったところスタートですし、あとは人脈もできた状態。
じぶんはそこに入って会社の看板を使ってある程度やれるところからスタートできる。
マリオの1−1くらいからやらせてもらえると思って。


たとえば、
料理人になりたいんだったら、飲食で働くのもひとつ。
飲食で働けば、じぶんが本当に作りたい料理は作れないかもしれないけど、
元手をじぶんが出さずとも料理の練習させてもらえるし、厨房の動き見せてもらえるし、経営携わらせてもらえるし。

たとえば
先生になりたいと思ってなれないとしても
ベネッ●で生徒の相談に乗るのも立派な教育だし、
営業でプレゼンするのもある意味では教育だし。

まあそんな感じで
じぶんのやりたいことや興味あることで、どうやってその業界の課題を切るかだよなあ。
って思ったんですね。


そう、ぼくのような弱者はそういうところから夢をつかみます。



だからぼく、まちづくりやらコミュニティづくりをしたかったんですけど、業界はぜんっぜん違うところ行きます。
けど、ぼくのやりたいことぜんっぜんできないかということは無くて、むしろ今はやってないけどこれからやる可能性は全然ある。


まあ、そんな感じでそっからの就活はめちゃくちゃ楽しかったですね。

で、志望しているところに「一緒にやろう」と言っていただけました。


けど、どれだけ
「業界に対してお主のやりたいことでいかにして切り口を見つけるかだ!」
って言っても、完全にぼくのやりたいことと一致はしないじゃないですか。


まあ、人生妥協は必要なんだってオヤジには教えてもらったんですけど
ぼく妥協したくなかったんですね、ごめんねオヤジ。




で、内定決まった後に、じっくりいろんな可能性を探ったときに、
待てよ、と。
どうして起業できないんだ。


できるだろ。

で、
会社に聞いてみました。


「会社作ってもいいですか? 非営利系なんですけど」

って。


そしたら



「どうぞ 」 d(^_^o)




いや、まあ実際は「ちょっと前例がないから聞いてみるね」って言って本社に調べてもらったりしたんですけど。
まずは聞いてみるって大事ですね。


そんなこんなで、ぼく、
就職というかたちで働きながら会社やります!


お給料をもらいながら、非営利のかたちでじぶんのやりたいこと100%をやっていきます。

どちらか一方がどちらかのために存在するのではなく
いまではどちらの存在も両輪を支えるために必要。


まあ、この働き方がどうなるのかは分かりませんが。がんばりたいですよ。




モジュール型の働き方ってのがある


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『社畜もフリーもイヤな第三の働き方』っていうので提唱されているんですけど。


社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方
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「モジュール型ワーキング」


会社員、フリーランス、経営者などの職業形態にとらわれずに、働き口(モジュール)を自由に選んで組み合わせる方法です。

メディアや働き方本では、自由に働く人々が、独立・起業をすすめている。
単純に、憧れもする。
だけど、「食えなかったらどうする?」と、即座に思う。
やっぱり、このまま会社にいたほうがいいのだろうか?


(「はじめに」より)

これ!


ぼくはこれ起業するって許可取ってから読んだけども。



本書で書いてあるのは、もう少し「お金」に焦点が当てられてて、
会社で主な収入を得ながら、他で少しずつ収益を得ながらやりたいことをやって、最後にはやいたいことで食ってく、みたいな方法が多めに書いてあります。

筆者の佐藤達郎さん自身も、広告代理店で働きながら、研究者として大学で教授もやっている方です。
そして中には、実際にモジュール型ワーキングをやっている方の具体例もたくさん載ってる。


読みながら、うおおおおい、これこれこれ。


って思っていました。



あと、ちょっとニュアンス変えて
『小商いのはじめかた』
って本もよいっす。


小商いのはじめかた:身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本
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元手のいらない趣味レベルから始めて、副収入にして、本業にしている
というような人の具体的な例をたくさん載せている。


花屋さんとか、家庭料理店とか、DJとか、弁当箱販売サイトとか、染物販売とか。


働き口を合わせるモジュール型とはちょっと違うけれども
「こういうゆったりした始め方もいいなあ」とか思います。

ぼくが読んでいるブログでハンドメイドを販売して、作品をブログで公開している方もいらっしゃいますけど、
そういうのは読んでいて「すてきな時代になったなあ」と思わせてくれます。編み物やってみたい。




 ***



ええと、なんの話だったか。

ああ。そう。

夢への道は一本だけではないし、2本3本の間をブルドーザーでかきわけてぶっとくしてもいいよね、
だってぼくの人生、ぼくがルールなんだものって話をしたかったんです。


どうでしょう。



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お悩みはこちらからどうぞ!
www.jinseikappo.com


人生を、かっぽしよう

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