場作りの始め方 はじめの一歩
場をつくっていると、「じぶんも場を作ってみたいです!」と言って来てくれる方がいます。
そういうの、すごく嬉しいです。
ので、ちょっとTwitterで解説してみました。
たくさんの人から「場をどうやってつくれば良いのですか?」と言われるので、その方法
1. テーマを決めます。
2.場所を決めます。
3.「こういうことをここで語りましょう」ってメッセージ出します
4.独りでもやるという意思を持ちます。
_人人人人_
> 以上 <
 ̄Y^Y^Y ̄
— 佐藤大地 (@daichisato88) 2014, 7月 18
ということなわけです。
…
さすがにこれで終わりだと塩対応すぎるので
もうちょっと各項目ずつ説明して行きたいと思います。
1. テーマを決めます。
EvernoteならEvernote、貧困問題なら貧困問題、というように
自分がみんなと考えたいテーマを決めます。
そのとき、できるだけ具体的なテーマにすること。
他に参加を検討する人に刺さって参加を促すことができます。
ダメな例としては「国際関係」とか。
来ないわけでもないのですが、「国際関係」っていうのは広すぎますよね。
だから、もう少し国ごとのテーマにするとか「◯◯戦争について」とかの具体的なテーマにするとかしましょう。
2. 場所を決めます。
意外と悩む人がいるのですが、迷ったら近所のカフェにしてください。
カフェはそもそも雰囲気良いですし。
会議室とかは避けたいところです。
というのは、会議室いうのはそもそもカタいんですよね。
カタいと、場もカタくなってしまいます。
そういう場にしたいんだったら良いのですが、そうじゃないなら、できる限りカフェのような場所にします。
人数が多い場合は、会議室じゃないと収まらないとかありますから
そういう場合は、会議室の雰囲気を良くしましょう。
・テーブルの上にお花を飾る
・お茶を出す
・お菓子を出す
これだけで何も無いよりもずいぶん雰囲気は変わります。
3.「こういうことをここで語りましょう」ってメッセージ出します
招待状を出しましょう。
・どんなテーマ
・いつ
・どこで
一緒に考えましょう、語りましょう
と言った感じの文章を書きます。
今はSNSなどがありますから、そこで宣伝するだけでも
かなりの人にお知らせすることができます。
個別にメッセージを送ることも大切です。
そのときに、SNSで流すときは
上に書いたように「どんなテーマ」を頭に書くようにしてください。
なぜかと言うと
SNSで文章を見るときは、みんな最初のほうしか読まない傾向があります。
ですから、頭に興味を持ってくれるキーワードがないと、そのまま流されてしまいます。
もったいないですよね。
ですから、こんな感じで
「靖国神社の参拝問題について一緒に考える場所をつくります。時間は◯月□日×時〜×時、場所は○○です」
そしてさらに、ブログなどの情報がまとまったページをきちんとつくりましょう。
これは、SNSだと情報が流れるために、見返すことが難しいので
流れない固定ページを作っておくと見返しやすいためです。
ブログ記事にしたり、Facebookイベントページをつくると良いと思います。
4. 独りでもやるという意思を持ちます
これ、なんだかんだで一番大事です。
最初のほうは、ほとんど参加者がいないかもしれません。
正直言ってめげるときもあります。
けど、そこから試行錯誤して少しずつファンを付けるんです。
日頃からSNSなどで興味のあるテーマで情報発信をするように心がけましょう。
(発信の仕方のコツはまた別記事で書きますね)
そうすると、同じ興味を持った人が集まって来てくれます。
そしてそこから、自分の開く場に興味を持ち、参加できるなら参加してくれます。
芸能人でもない限り、いきなり開いて何もしていないのに人が来ることなどありません。
日々の交流がものを言うんですね。
けど、間違いなく、そういう交流が場を豊かにしていきます。
まとめ
1. テーマを決めます。
2. 場所を決めます。
3.「こういうことをここで語りましょう」ってメッセージ出します
4. 独りでもやるという意思を持ちます。
今後、「場をつくる」ということの重要性とニーズはどんどん増して行くと思います。
ぜひこの流れでまずはひとつ、場を作り始めてみてください。