両立できない僕が3つを同時平行できたシンプルな発想
バイトに学業、仕事、趣味、色んなことを両立できずに
どちらか一方あるいは全てを捨ててしまったりやめて行く人を
たくさん見てきました。
そういう自分自身も結構色んなことをやりたい!と手をあげて
そのうち「失敗した…」と嘆く本当に呆れるほど不器用な人間です。
けど、3つのプロジェクトを掛け持ったりして
これはさすがに何か考えないと!と試行錯誤して
どうにかこうにかやり遂げたちょっとした考えがありました。
それで、分かったのです。
「質ではなくて量で決めること」が
両立には大事だと言うことが。
質ではなく量で決める
質ではなくて量で決めるとはどういうことか と言うと
何かをやる際に
「このくらいの完成度でやめよう」=「質」とするのではなくて
「これだけの時間でやろう」とか「これだけの回数やろう」とか
と言った量で決めるということです。
例えば、壺をつくるとして
世界中の人が感動する壺をつくろうと「完成度」で決める。
これが質で決めると言うこと
一方で、感動する壺を100時間で作ろうと思うこと。
これが量で決めると言うこと。
決められない自分がいるから両立できない
では、なぜ両立できない自分にとって
量で決めることが大事なのでしょうか?
それは「決められない」からです。
決められないというのは
「どのくらい自分はやれば良いのだろう?」ということを自分自身ですら具体的にイメージできていない
ということです。
僕は何か企画書を提出してくれ、と言われた際に
自分で時間を決めていないと、どんどんどんどん凝りだします。
最初は「結論だけ述べれば良いや」
次は「もっと資料に当たってみようか」
次は「文書の体裁を格好良くしてみようか」
…
そして最終的に企画書を提出するのが怖くなるのです。
「これで本当に大丈夫だろうか?」と決められない。
そうすると、本来は別のことをする時間まで浸食して両立できないのです。
こうやって決められない自分には
質ではなく、締め切り時間という量を先に決めてしまって
明日の◯時までに提出!と逃れられない条件を決めてしまうのです。
「どのくらい自分はやれば良いのだろう?」
それは内容ではなく、具体的な時間のほうで決めて行くようにしました。
こうして量を決めて、その中で自分の作るものの提出内容も決めれば
ひとつやることに終わりが来ます。
そうしたら別のことに取りかかることができ両立できました。
量で決める=全力を尽くさない ではない
一つ僕が勘違いしていたのは
「量で決める」
と言うと
「完成度に妥協する」
「中途半端なものに満足する」
ということです。
むしろ逆でした。
「これしかできない」
と思うことで時間に対しての集中力が増します。
一回一回、一秒一秒に対してかなり集中できるようになります。
経験はありませんか?
たっぷりと休みの時間はあるけれども
結局まだ時間あるやと言って何もしないでいること。
一方でこれしか時間ない!と思うと集中でき
たったの30分がいつもの2時間くらいの成果を出すことがあります。
完璧を目指すことと、全力を尽くすことは違うんだと気づきました。
今回は完璧を目指せないかもしれません。
けど、全力を尽くすことはできます。
今自分の持てる力を持ってして、ぶつかっていく。
それでダメならしょうがない。
まず、何時間、何回やるか、それを決める。
その中で今持てる力を集中して出していく。